都会のオバタリアンは姦しい・・・/
春 風
【木内禮智 作・1983年】
(片倉城址公園)
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今日は朝から暖かい春風が吹いていた。デジカメと双眼鏡を持って近くの公園へと出かけた。川の畔とか雑木林の中に、ふだん見慣れたスズメやヒヨドリ、メジロなどが元気良く飛び交っていた。双眼鏡を通して見ると、羽の一枚一枚がくっきりと見える。
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けさ家の裏庭のニワモモの木に、群がって新芽を食べていた小鳥たちだろうか・・、草むらの中で小さな頭を上下にして、心無い散策者のばら撒いたであろう、煎餅のクズを盛んに食べていた。水の注入が始まった菖蒲の池に、パン屑を投げ込んでいるご夫人たちに「餌の投げ入れはいけませんよ」と注意をしたら、(>_<) 「あら、口うるさい環境派だこと」と睨まれた。
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市の公園管理のオジさんが・・、「立ち入り禁止のロープを跨いで、カタクリの群生地に足を踏み入れた人がいる」と、哀しそうな声で嘆いておられた。確か一昨年も14~5株が持ち去られた。この自然の森の中で逞しく根付き、その命を営々と継承してきたからこそ、群生地の片栗の花は美しいのだ。ベンチに腰を下ろして小休止していると、芝の植え込みが盛り上がってきた。長い冬眠からかモグラが顔を出したのだが、ワァーワー、~キャーキャ-の喧騒で、そのモグラも小鳥たちも何処へ消えた。
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