もう、行かれましたか西表島へ・・・。
[殿と居座るマングロ-ブ]
沖縄(県)那覇市の漫湖でも見かけるが、何といっても圧巻なのが西表島のマングローブだ。川下の淡水と海水が入り混じる水域で生息するという。自らの生命の根源的な栄養分を根元か獲り、燦燦と降り注ぐ太陽からその活力を得るという。その幹と枝には名も知らない小鳥とか、彼の不可思議な椰子蟹が暫し休息をするという。
この日本国の南の最果ての孤島の地に…、このような亜熱帯の原生林があるとは、どれだけの人が知っているのだろうか。この地では時の流れはチクタクと自然のままだ。もしも、この世に時計がないとすれば、此処では「朝」と、「昼」と、「夜」しかないだろ。東の水平線からスッスッと太陽が昇り、その陽光の豊な恵みを降り注ぎ、やがて西の彼方へと沈む束の間がこの島の営みだ。
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