又して歴史教科書から「不都合な真実」が消された・・・/
<【・小便小僧・ピカピカの一年生・】
(JR浜松町駅)
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今の内閣と政府はどこかおかしい。文部科学省は30日、高校二年生が来春から使用する教科書から、日本史に記載された太平洋戦争末期の沖縄での集団自決について、従来認めていた「日本軍の強制」について、記述の検定意見をつけて、教科書会社は修正したとの事だ。その経緯は【沖縄戦】=①.[申請時の記述]>「日本軍に集団自決を強制された人もいた」 ②.文科省の[検定意見]>「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現」 ③.[修正後の記述]>「集団自決に追い込まれた人々もいた」となり、『日本軍に』が削除されたのである。
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この『日本軍が強要』の記述が消えたら、歴史の教師はどう教えるのだろうか?。沖縄・座間味島の住民は「集団自殺」したとでも教えるのか!。その手榴弾の入手はどう説明するのだろうか?・・。アメリカ軍が1あの凄惨なな地上戦で、沖縄本島よりも真っ先に上陸したのが、那覇から肉眼で見える座間味村・慶良間諸島なのである。筆者もかつて座間味村で「聞き取り調査」に加わった事があるが、あの島の軍部は「捕虜になるなら自決しろ」と繰返し命令し、住民に2個づつ手榴弾を配ったという事実があった。沖縄の離れ小島は数多くあれど、唯一日本軍の魚雷艇の基地があったのが、あの悲劇の座間味の島々なのです。あそこ以外の小島で『集団自決』の事例はないのです。
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明治以来沖縄では徹底した『皇民化教育』が行われた。太平洋戦争に突入してからは、学校現場に乗り込んだ専任将校から「鬼畜米英」の思想が叩き込まれた。その結果として、あの悲惨な「ひめゆり部隊」の自決も生じた。従軍看護婦に専念し米軍が身近に迫った段階で、ある者は軍人の渡された手榴弾で自爆し、ある者は真武仁の丘の断崖から投身自決をし、ある者は軍医から手渡された青酸カリで死んだ。一般住民が先に逃げ込んだ鍾乳洞に軍人が入り込み、「赤子の鳴き声で敵に発覚されるから、その子の首を絞めろ」と、その母親に子殺しを強要した事実はどうなるのだろうか・・/
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まるで鉄の暴風のように「一木一草」の全てまでも焼き払われて、夥しい戦車と怒涛の如く押し寄せたアメリカ兵。沖縄から移民でハワイに行った島人が、米国軍人となって『パイナップル部隊』が編成されたが、彼らが通訳となり「沖縄トーミンの皆さん、白い布ヲカザシテ、壕からデテイラッシャイ。私達は民間人はコロシマセン!。甘いキャンディーもアリマス。美味しいパンもソーミンチャンプルーもアルヨ!。石鹸もタオルもサシアゲマス!」の拡声器放送で、ガマ(壕)から出て行こうとした人々に、銃剣を突きつけて捕虜になる自由を奪ったのは誰?。島んちゅは自分達で「手榴弾」を作る事はなかった。
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僕の祖母の口述だが、「アメリカーんちゃーや(兵)は、糞ひりジャパニーと違って、皆んな親切だったサー。貴重なメリケン粉もくれたし、砂糖も油もたくさんの缶詰類もくれたよヨ~。ほんの一時だけど「解放軍」と思ったサ~」との感想。三男を徴兵されてフィリピン海戦で戦死となり、友軍に小さな畑に植えいた芋を徴用され、空襲で粗末な茅葺家屋を焼き払われて、やっと悪夢の「イクサ」が終わって・・・、辺りを見渡してみたら16万余の島の人が戦死をしていたのだという。この問題をめぐっては島の方からドーっと議論が沸き起こるでしょう!。よ~し、日本政府がそういう了見ならば、もう、「歳をとって疲れたサー」などとへこたれず!、明日から永田町界隈とか首都圏で、沖縄戦の語り部となって声を大にして「沖縄戦の真実」を触れ回ることにしましょう!。
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