11/14/2007

【636】 ちょっとの合い間に(財)冨士博物館を訪ねて・・/

        奥の扁額は温故而知新(山岡鉄舟の書)   「温故而知新」とは昔のことを研究し新しい知識や道理を知ること・・、らしい。山岡鉄舟とは、幕末三舟(勝海舟 高橋泥舟 山岡鉄舟)と称された有名な書家でもあったらしい。この冨士博物館は1954年に河口湖畔にあった300年前の豪農の家屋を復元して開設したものらしく、この冨士山麓の厳しい自然環境を克服して、たくましく生きてきた山村民の生活民具を多数展示している。この居間ふうの座敷は「いどこ」と呼ばれる「いろり」のある部屋で、畳みも敷かれていて大昔としては大変珍しい生活空間だったとのことでした。館内は全て「撮影禁止」との事だったが、学芸員の心優しいオバちゃんに「アナタ様は冨士五湖地方で一番美しい」と申し上げて黙認して頂いた。

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