1/22/2007

美ら島物語・座喜味城址(ざきみグスクあと)

この座喜味城は沖縄本島中部の読谷村にあります。築城家としても名高い護佐丸(ごさまる)が、15世紀の初期に築いた城といわれている。護佐丸は中山王の尚巴志(しょうはし)と伴に、北山や南山と戦い三山統一、いわゆる琉球王国の統一に大いに活躍した武将である。それ以前は此処より北側に位置する山田城(やまだぐすく)に居城していたが、滅びた北山の旧勢力を見張る目的で、この座喜味城を築城したと言われている。見晴らしの良い丘陵地だけに首里城の守護という、前方軍事拠点として大いに采配を奮ったことであろう。

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