4/01/2007

次は「沖縄戦」も消そうとするだろなあ・・・/

(>_<)


   【あれは軍命だった」座間味・戦争体験者ら怒り】     

   [沖縄タイムス(3月31日の記事より)] 
 沖縄戦時下、日本軍の軍命と誘導による「集団自決」で百七十七人が亡くなった座間味村では、軍の関与を削除した検定に怒りの声が上がった。
 

 日本軍と米軍の攻撃の中に取り残された中村一男さん(73)の家族は、日本軍に配られた手りゅう弾で「集団自決」を決行しかけた。「日本軍は各家庭に、軍が厳重に保管していた手りゅう弾をあらかじめ渡し、米軍の捕虜になるぐらいなら死になさいと話していた」とし、軍命否定は「歴史を歪曲することだ。私たちが戦争体験を語るのは事実を伝え、むごい戦争を二度と起こさないため。(国は)事実は事実として後世に伝えてもらいたい」と語った。」

 文部科学省が教科書検定で『“沖縄の集団自決『軍強制』を修正”』をした問題で、沖縄のあらゆる階層から避難の声が髣髴と沸き起こった。まさに「静かなる民」が怒り心頭に達した感だ。島には大昔から「命ど宝」(ぬちどぅたから)という生命感がある。神から授かった命を寿命が尽きるまで大事にしましょうという精神である。白昼の肉弾戦のイクサに突入した極限状態の中で、鬼畜の恥辱に曝されまいと、軍命で予め軍から手渡された手榴弾で、あの凄惨な集団自決が起こったのである。あの悲惨な戦争を二度と起こしてはならなと、教育現場で児童生徒に教える事について、日本政府は何の不都合があるのでしょうか。次の段階ではあの『沖縄での地上戦』の記述まで改竄するお積りですか!。

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