【591】 原句のままで載せました・・/
今週お題は、「秋惜しむ」・「黄落や」・「ぬくめ酒」・「自由」 で~す。
① 竹筒の香り織りなす温め酒 ◎(他選あり=「自選句なり」)
② 山麓の小さき居酒屋ぬくめ酒
③ 黄落ち舞う綿いれ纏い箒かな ×(季重なり=「綿入れ」)
④ ぬるめ酒さかな蕗みそ悦に入る ×(季重なり=「蕗味噌」)
⑤ 縄暖簾くぐりてホッと温め酒 △(古酒ジョーグ様より評価あり)
⑥ 秋惜しむ過疎の小村や声もなくし
⑦ 秋惜しむオバタリアンの姦しき
⑧ 雪ぼうし日増し裾野へ広がりし
⑨ 白菊を遺影に手向け黙読経
⑩ 円菜や炒めの鍋の宙に舞う ※(「美味しそう」との感想あり)
※このところ下手な横好きで『駄作』を大量生産しています。昨日は東京の西の果て奥多摩・小菅村などの過疎地で、それこそ真剣勝負で練りに練り100句ほどものにしたのだが・・、そのほとんどが「季重なり」となりて産廃処理場へ・・/ 嗚呼、俳句って、ここ本州の四季の移ろいと二十四節の季語が屋台骨なのだ。美しき一般語と思いきや此れもアレも「季語」との御指摘で頭を抱える。ボクの島には「アチサン」=(暑いなあ)と・・(ヒイサン)=(おお寒か)の二つしかない。最近は『歳時記』という本もあるにはあるらしいけども・・、どうせ文学者とか俳人が俄かに捻り出したものであろう。ふうう!。(詠み人知らずの「溜息は命を削る鉋かな」)←これも季語無しだからきっと【×印】なんだろうね・・//
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