昼間の行灯
12/06/2007
12/05/2007
【676】 師走に入ってどの病院も大混雑か・・/
今日は脳梗塞発症後の8ヶ月目の定期検診だった。朝一番に血流が順調か否かのエコー検査を受けて、その後に長い順番待ちで頚頭部のスキャナー・造影検査を受けた。その検査の際に左腕に『造影剤』を注射したが、看護婦さんのミスで2度~3度と針を入れ直したりで痛い思いをした。中途半端な処置で「これでよし」となりカプセルに身体は入ったのだが・・、撮影の途中で造影剤が最初の頃はポタポタ・・・、その次にシュシュッ、シュシュッと腰の辺りがびしょびしょになった。右手で盛んに「SOS!SOS」を発したが誰も気付いてくれなかった。そんなこんなでレントゲンも結局はやり直しとなったのだが、誰一人として「御免なさい」とか「何度も痛い思いをさせて済みません」の一言もなかった。
12/04/2007
12/03/2007
12/02/2007
【673】 泡盛のクース(古酒)は自分で作るもの・・/
【手前から 『三番甕・二番甕・壱番甕 』 カーミです】 木枯らしや甕の縄解く古き酒 ☆☆☆☆ 昼間の行灯
二~三日前の沖縄の地元紙「琉球新報」の『泡盛放浪記』によると、泡盛愛好家の間でうわさの的だった山川酒造の40年古酒「かねやま」(1967年物)が、この12月1日に発売をされるとの事だった。720㍉㍑限定100本という事だ。なんと一本のお値段が400.000円といことらしい。哀しいかな商業ベースで遂にここまで堕ちるのか!。今から45年前だったけど首里の由緒ある酒蔵・咲元酒造の社長・佐久本政良さんに 「タケ坊さん、これが120年前の酒。これが60年前の酒。これが30年前の酒だ。今日は貴君の20歳の祝いとして、存分に味わってもらうよ」と御馳走になったが、まるで天から降ってきた天水のような喉越しで、その後でボワア~と酔いが回るような火の酒だった。今は亡き『沖縄泡盛産業界の中興の祖』は「こういうクースは売り物にしちゃいけない。造り酒屋を訪ね来る愛好家に、自慢をしながら御馳走するものなのだ」と仰っておられた。
【671】 切通しとは岩山を切って人の道となす・・/
“あした透く冬の入り口切り通し” (TOPPOさんの昨年の秋の句) 横浜から池子・鎌倉・逗子・浦賀あたりは関東の小連山と呼ばれている。何処を訪れても崖地とか沼地のような起伏が激しい地形である。昨日、散策で辿った「亀ケ谷切通し」→「源氏山公園」→「銭洗弁財天」のコースもきつい道程だ。何処までもダラダラ坂が続いていて歩くのに疲れてしまう。源氏山などは急勾配の山道で健常者でも息が上がるほどの難所である。何度か小休止を取りながら一歩また一歩と歩み続けた。山の頂き近くの扇谷山・海蔵寺に辿り着くと時計は2時を回っていた。西日で写真を撮るには逆光だが何枚も何枚も撮った。そのほとんどがボツとなったけども・・、又、次の機会を見つけて良い写真を撮ろうと思う!・・/
【668】 鎌倉といへば何処も彼処も寺寺寺・・/
[亀ケ谷切通しへ行くにはこの長寿寺と和食茶屋かど が目印] 古都の醸し出す優雅さというか、其処に住む人々の心の優しさというか・・、昨日の鎌倉にも多くのボランティアのガイドさんが出ていた。主として老人会の爺ちゃん婆ちゃんが・・、地図を片手に行く先を迷っている人へ「どちらへ行かれるんでしょうか?・・」と一声をかけてくださる。中には手作りのマップを用意なされて懇切丁寧に教えてくださる方も居る。道に迷った僕が「切通しを登って源氏山から銭洗弁財天へと行きたい」と申し上げたら・・、ステッキを御覧になられて「その足取りではとても無理だと思いますので断念なされよ」とのことだった。もう一人の相方も「細くて険しいケモノ道のようなコースなので足の不自由なお前様には無理だがね」と心配してくださった。(そうかもしれないと思いつつも) チャレンジして駄目なら諦めるというのが僕の生き様なのである。