街角で「職務尋問」を受けて・・・/
[夕闇の行灯]-2
昨晩の事なのだが…、一日の辛い仕事を終えて、駅へと向かう路地裏で、若い警察官2人が、「ちょっと2~3お尋ねたい事が」と、僕の前に威圧的に立ちはだかった。「何の嫌疑か存じぬが、なんなりとどうぞ~ぅ」と応じたら、▼「つい最近の事だが、貴方みたいな中高年の、お洒落な身形の人物が、若い女性のバックを強奪した事件があってね」との切り出しだった。僕はお洒落な人間でもないし、事案についても全く身に覚えがないので、雑踏の中での取調べに素直に応じた。
執拗に肩からかけた「ショルダーバック」の中を検索し、その後にコートのポケットとかに手を差し入れたり、ホールドアップをさせられて「身辺検査」もされた。土曜日の繁華街の街角なので、多くの人だかりができて視線が集中した。▼「このショルダーは『PRADA』だよなあ、コートは「バーバリー」じゃないか、お前はいったい何者なんだよ」と、あたかも「ジャンバルジヤン」みたいな扱いだった。 ▼「刃物などは隠し持っていないか?」と聞かれた。「家には料理用の包丁があるが」と受け流した。
周りを囲んでいた若いカップル達が、「ちょっと、ちょっと、お巡りさんよ~、酷すぎるじゃないか」と抗議の声を上げたり、大きくざわめき始めたら、その警官達はたじろいだ。最後に, ▼「何か貴方の身分証明書か、名刺入れでも持っているか」と聞かれた。それを調べるのもアンタらのお役目じゃないのですか」と言いながら、ポッケからおもむろに名刺を差し出したら、▼「大変な失礼を致しました」と、直立不動での最敬礼と相成りました。電車で八王子の自宅に着くまで、ずっと尾を引いて不愉快な思いだった。
4 Comments:
災難でしたね。
災難でしたね。
書き込みが反映されないので、何回も書き込みしてしまいました。
ふと見ると、コメントを保存しました。ブログ所有者の承認が完了すると表示されます。と表示されていました。
なんか、いつの間にか、書き込みもすぐに表示されなくなってしまいましたね。
ブログって、まったく使い辛いもんなんですねー。しかし、一旦、開設したからには、せっかくの閲覧者の皆様へ、失礼があってはいけないと思い継続をしています。
かつたかさん以外の方は、コメントに入って来れなくて、「おきぬさん」のページに書き込まれて居られます。まあ、当分の間は一方通行となってしまいますが・・。
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