先生と呼ばれる程のバカじゃなし・・・/
[・・都電荒川線・・]
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(料金一律160円)
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昨日、携帯電話に一本の電話が入った。ある有名大学の建築土木工学部の学部長で、「近日中に是非お会いしたい」という事だった。その用向きを伺ったら、「お目にかかってお願いと、詳しい説明を行いたいと」言う。たまたまその大学の近くで、今朝用事があったので今日の訪問となった。
いかにも大学の教授らしい温厚な先生だった。話の内容は「実は今春から大学院で、0000というゼミを開くことになったが、中高層ビルの建築に関する、住民への説明方法と、紛争の上手な解決の仕方について、週1時間年間40時間の講義をしていただきたい」という事だった。浅学非才の僕に大学の講師になれという。
教授先生の学問探求の熱意は、鈍感の僕でも充分に理解できたが、しかし教壇でチョークを持って教鞭をとるガラではない。僕が自分の専門業務として、30年以上苦労した実務内容に、学問的価値があるとも思えない。「どうかこの話しは無かったことにしてください」と、ほうほうの体で掲載写真の「都電」で逃げ帰ってきた。
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