4/14/2007

大好きな珈琲と、不似合いなパン・・・/

  今回の入院騒ぎで・・、身内の看病の一番の功労者は孫ッ子だと思う。一日も欠かさず通い詰めてくれた。病院の食事では足らないだろうと、着替えの袋の中に「クロネ」を忍ばせてくれたり、ドクターストップで吸えなくなった『煙草』の替りに、各種キャンディーを買ってきたり、何よりも嬉しかったのは宅配の新聞の差し入れだった。病人が何を欲しているかを良く承知している子だ。
     ☆   ☆   ☆
  【入院三日目】
龍之介くん・「爺ちゃんサー、 もう大好きな煙草吸えなくなったんだね・・」
爺ちゃん ・「そ~だねぇ・・。 今度吸ったら大きな発作が起こるらしいよ」
龍之介くん・「その次に大好きな『珈琲』ってサー飲んでいいのかなぁ ・・」
爺ちゃん ・「今朝、先生に聞いたら 利尿作用があるので飲むべしとか」
龍之介くん・「あのサー、 1階の待合室の奥にカフェテリアがあるんだよ」
         ☆   ☆
  僕の生存に欠かせない三大毒素が、【①.煙草 ②.珈琲 ③.酒類】である。①は仕方が無いと諦めるとして、これから当分は②と③が残っているのだ。孫から得た貴重な情報によって、その素敵なカフェテリアには、食後の度に日に三回も通った。其処で中学2年生の車椅子の少年と友達に・・。「親が共働きで、毎日ハンバーガーばっか食べていたらこうなったよ。でも、脳溢血になったのは親の責任じゃない」と明るい表情で語る子だ。「リハビリでうんと頑張って、一年以内に自力で歩けるようになる事。それが当面の目標です」言っていたが、今日も病院で頑張っているだろうか・・・。

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