11/27/2007

【661】 下手な指で俳句をひねっています・・/

       煮大根甘辛仕上げ悦に入り  昼間の行灯

       蜜柑むく見舞の客の髪黒き  昼間の行灯

       木枯しや庭師の歩幅尺と五分  昼間の行灯

       木枯しや甕の縄解く古き酒  昼間の行灯

       木枯しや土蔵の扉かけす二羽  昼間の行灯

       九年母を六つ浮かべて湯浴みかな  昼間の行灯 

       九年母剥き桂香はるかに郷の在る  昼間の行灯

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