せめて7時に終われば良いのだが・・・/
【二基の生コン圧送車】
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今日も生コン打設作業が残業になるという。定時で終わらせるには「数量計算」と、その「所要時間」を綿密に弾きだす必要があるが、若い現業担当者では所要時間の見極めが中々なのだ。(“_”)「誠に申し訳ありませんが、ご近隣への対応をお願いいたします」と深々とお辞儀された。「オイオイ!お前なあ~、いい加減にしろよなー」と灸をすえながらも、寒い中を重たい足取りで近隣訪問となる。
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大型ミキサー車で運んでくる生コンは、圧走車の後方の受け皿のタンクに注ぎ込まれて、強力な油圧ポンプの管を通って、打設箇所へと圧送されるがポンプの駆動音がけたましい。発生騒音は閑静な住宅地だと2~300mに及ぶ。こうも連チャンの残業続きだと御近隣さんも、「まあ、貴方が頭を下げにくると・・、どういう訳なのか・・・、ご苦労様と言っちまうが、なんとかならないものですかね」と、当然のことながら御機嫌は斜めです。
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騒音の軽減策でポンプ車一基を帰し、打設作業員の数を30人増員をした。新入社員の若造が「〇〇さんて、怒ると超怖いですね」だと・・。そ奴に向かって「あのなあーバカめが、人間ちゅうもんはなあー、喜怒哀楽がハッキリしてナンボなんだ」と八つ当たりです。さらに「俺の部屋にビールを持って来い」と怒り声で、指図をしたら何と1ケースも運んで来やがった。「俺はこれを全部飲んで、明日はお休みにするからな」と、当たり散らかしたら泣きそうな顔になった。それが伝わって明日の作業が定時に終わったら、さぞかし近隣さんも大助かりだろうに・・・。
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