あの日も空は蒼かった・・/
[・・「遠方からの旅人よ、疲れたら、ゆっくりと休みなよ」・・] 余りの暑さに白帆の影でウッチンター(うな垂れ)していたら・・、次男坊夫婦が駆け寄ってきて「親爺どうしたんだ?・・、気分でも悪いのか」と声を掛けてくれた。お気に入りのパナパ帽が素敵だと褒めてもくれた。独り言で、「対岸の山のそのまた彼方にムトビレーが住んでいたのだが」と呟いたら・・、「ああ、オヤジが『南海の美少年』といわれていた頃のことネ・・」と、こっちの次の台詞まで覚えてやがる。案内役の義弟が「後で大昔の宮城島のコンビナート建設反対運動の話しを聞かせて」と言われたけど、今回の旅では写真を撮るのに専念していたので、ついに果敢な闘争については語らずじまいとなった。
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