3/08/2007

先ずは危険要因を除去すること・・・/



[仮囲いの角を透視性の素材に]
(o_o)”
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 先々週のことだが・・・、近隣住民さんから「手前の4m幅の区道から、国道の大通りの角を曲がって出る際に、見通しが悪くて危険を感じる」との訴えがあった。以前にも別の方から同様の指摘があって、この角地の隅切りを検討したのだが、角を削って道幅を広げると左折する車が大きく膨らんで逆に歩行者が危険だ」という道路管理者の指導があって沙汰止みとなっていた。
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  自分自身でこの角地に2~3日立って見た。区道から身障者の車椅子がやって来て、歩道を猛スピードで駆け抜けた自転車と、あわや出会い頭の事故かと一瞬ヒャリとした場面を目撃した。どういう工夫が講じられるかを現場の皆と検討した。いろんな意見が噴出したが役所の担当官の指導は重い。最後に意見を求められたので「簡単じゃん。要は見通しを確保すれば良いのだ」と、このような改善策を提言をした次第なり。「鉄板じゃなきゃ角の強度は保てない」という懸念のむきも内側から補強をし、風速50m台風が来ても大丈夫との所見が出た。

 見通しの悪い高さ3m鉄製の万能鋼板の仮囲いを、透視性の素材に4枚4枚を切り替える事によって、この角の危険性は随分緩和された。改善を求められた近隣さんから電話が入り「早速の改良有り難う」とちょとばかり感謝された。若い現業の一人が、00さんて何処からこんな知恵がでるんですか」と聞かれた。>「あのなあー、伊達や酔狂で歳をとったんじゃない。現場の場数を272も踏むとな、こういう場合に問題解決のアイディアが自然と沸くものなんだよ」嘯いた。“枯れ木も山の賑わい”とやら・・・・。今夜の晩酌はきっと美味いだろうな!。


   

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