これが.又.如何し様もないほど美味いのよ・・/
[方言名・バンシルー]
☆ ☆ ★ ☆ ☆
イクサから7~8年も経った小学3~6年の頃でしたが、僕らの今でいう「課外学習」というものは・・・、山野での敵味方の区別のつかない白骨化した遺骨の収集作業でした。アメリカ製のHBTとかいう頑丈な布地で作られたバケツみたいな袋を引っ提げて週に2時間ほど、あの、『守禮之門』辺りから、王家の玉御殿、一中健児の塔あたりまで足を棒にして回った。そんな或る日のこと官有地の雑木林の中に、このバンジロウの木をラッキーにも5本ほど見つけた。当日は誰よりも収集成績を上げようと単独で藪の奥深くまで入り込んだので、その5本の「美味しい果実」を実らせる木は、その後末永くボクだけのオンリーワンの夢の木となった。
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