10/31/2007

【595】 ちょっと疲れが酷いのでコメントは・・/

  ムゥービーのことを親達が「活動写真」と言い、子供(少年~青年)の我々が「映画」と称した時代の、輝かしいハリウッドのムゥビースターのポスター。右の手前がヘップパーンで次の金髪がマリリンモンローで~す。♪・♪・・♪・・・。

10/30/2007

【594】 45歳代から後の世代に説明は不要だね・・/

          ・・ローマの休日・・          【オードリーヘップパーン&グレゴリーペック】
          グレゴリー・ペックとゐたり温め酒  TOPPO

【593】 昭和の時代がとても懐かしい・・/

       [・・バス停らしき建造物」の中の左下の女性・・]   映画の宣伝のマネキン人形と思いシャッターをパシャ。写真を撮った直後に「ハーイ」と手を上げての笑顔・・。青梅の街興しで2~3年前に始まった『昔の映画館』の宣伝写真の復活。街のいたる所に此れでもかと昔懐かしい昭和の映画史。ラーメン一杯が5~60円の時代だったが映画の入場料は300円もしたっけ・・。

【592】 いや~ッ俳句って難しいであるね~・・/

【高幡不動尊の境内の句碑】  

  例えば、偉大なる松尾芭蕉なる人の残した「奥の細道」も、単なる山奥の集落のスージグヮ~(路地裏)かと思いきや、それをなぞって歩くとなると路銀に何百万円もかかるらしい。それならば近場で著名な俳人の『句碑』などを実際に見てみようと、高幡不動尊の境内に足を踏み入れたら、「誓子」とか「柚子」とか女性の句碑が建立されていた。まあ、ここなら花の御江戸から籠で来たとしても一両もかからなかったであろうから、女流ハイカーが盛んに訪れたんだろうなあと思い記念写真を撮った。

【591】 原句のままで載せました・・/



今週お題は、「秋惜しむ」・「黄落や」・「ぬくめ酒」・「自由」 で~す。

① 竹筒の香り織りなす温め酒      ◎(他選あり=「自選句なり」)

② 山麓の小さき居酒屋ぬくめ酒

③ 黄落ち舞う綿いれ纏い箒かな    ×(季重なり=「綿入れ」)   

④ ぬるめ酒さかな蕗みそ悦に入る   ×(季重なり=「蕗味噌」) 
                        
⑤ 縄暖簾くぐりてホッと温め酒      △(古酒ジョーグ様より評価あり)    

⑥ 秋惜しむ過疎の小村や声もなくし    

⑦ 秋惜しむオバタリアンの姦しき

⑧ 雪ぼうし日増し裾野へ広がりし

⑨ 白菊を遺影に手向け黙読経

⑩ 円菜や炒めの鍋の宙に舞う      ※(「美味しそう」との感想あり)

  ※このところ下手な横好きで『駄作』を大量生産しています。昨日は東京の西の果て奥多摩・小菅村などの過疎地で、それこそ真剣勝負で練りに練り100句ほどものにしたのだが・・、そのほとんどが「季重なり」となりて産廃処理場へ・・/ 嗚呼、俳句って、ここ本州の四季の移ろいと二十四節の季語が屋台骨なのだ。美しき一般語と思いきや此れもアレも「季語」との御指摘で頭を抱える。ボクの島には「アチサン」=(暑いなあ)と・・(ヒイサン)=(おお寒か)の二つしかない。最近は『歳時記』という本もあるにはあるらしいけども・・、どうせ文学者とか俳人が俄かに捻り出したものであろう。ふうう!。(詠み人知らずの「溜息は命を削る鉋かな」)←これも季語無しだからきっと【×印】なんだろうね・・//

10/29/2007

【590】 鈍行電車で青梅から奥多摩へと・・/

           [・・バス揺られ数馬の郷やぬくめ酒・・]            [・・岩風呂の煙霞の暖簾ぬくめ酒・・]
[・・竹筒の香り織なす温め酒・・]

  八王子の自宅から青梅までは八高線にて拝島駅乗換えで約一時間。さらに30分ほど各駅に揺られて行くと東京の秘境「奥多摩」に辿り着く。着いたのがお昼時を過ぎていたので、駅前の馴染みの大衆食堂で蕎麦定食を食べた。今日の歩行目標は10.000歩~20.000歩である。都道411号線を青梅方面に向かってテクテクと歩く。小さな2~30戸ほどの集落を幾つか超えて軍旗(イクサ旗)の駅で上りの電車に乗った。万歩計は2万5千歩をゆうに超えていて足がツル寸前だった。でも、フラストレーションは完全に消し飛んでいて清々しい気分になった。

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【589】 二日間の御無沙汰でした・・/

       [・・月桃の花・・] (宮古島のクースは美味しい)   この週末は台風対策などもあって二日間ほど泊り込みとなった。昨日はいろんな事があり帰宅したのが深夜で帰ると同時にほぼバタン休。写真は今回はじめて宿泊した池袋のビジネスホテルの酒房で、並みいる全国の焼酎の中から発見して呑んだ「月桃の花」というクース。流石は水の美味しい宮古島で造り上げた泡盛の銘酒であった。ミネラルウォーターみたいな喉越しでスーッと胃袋に入って行き、暫く時を置いてからジワァーっと酔いが五臓六腑に染渡ってくる。耳ガー刺身と円菜のおしたしとラフテーに沖縄スバなどなどで合計2400円だった。何よりも嬉しかったのはアッチの席もコッチの席も琉球泡盛が置かれて客の皆が賑やかに呑んでいたことだった・・。//

10/26/2007

【588】 万座毛の岸壁からの東支那海・・/

           [・・白波や微風に揺れし小浜菊・・]

【587】 秋山やサルも小鳥も冬支度・・//

           [・・サルよサル冬隣かな毛繕い・・]   高尾山では有料ながら[サル山&野草園]が併設をされていて、入場料400円で両方の施設が時間制限なしで楽しめる。滅多に猿山には足を運ぶ事はないのだが「秋の季節ともなりますとこのように、お猿さんもお互いの毛繕いが盛んです」という拡声器の声に誘われて中へ入った。お山には自然の林にもいっぱいのニホンザルが棲息しているが、ここでは観賞用に20~30頭のサル達が飼われている。なぜかしらちょっと群れからはずれた場所で・・、仲の良いツガイが念入りに毛繕いをしてた。

【586】 天高く御山の空気は美味しかった!・・/

    [写真はサラシナショウマ (晒菜升麻) 10/25日の撮影]   ショウマという花にも色々な種類があるようだが、この晒菜升麻は他に比較して格別の風格がある。升麻とは漢方の晒菜升麻の根茎ことで、解熱・解毒の薬だそうだ。晒菜という由来は若芽を茹でて水で晒して食べたことからしい。まあ、漢方の薬を処方するを坊主の教えだから信じよう。高尾山の山草園の野草はざっと数えて313種類もあるそうだが、なだらかな傾斜の小道を歩きながら其れらと出会えるのが実に楽しい。この直ぐ傍らの東屋ではグリーンのベレー帽を被った老夫人が、せっせと官製はがき(?)に、流暢な手の運びで綺麗な絵手紙を何枚も何枚も描いていた。・・・//

10/25/2007

【585】 秋風にはためく「新蕎麦入荷「の旗に魅せられて・・/

  何故にこれほどまでの蕎麦好きになったのだろう!・・。神社仏閣の門前市にずらりと連ね並ぶ老舗の蕎麦屋・・。今日はこの店で明日はあの店でと梯子での食べ歩き。頭は白髪で顔は皺くちゃの爺さん婆さんの店が一番宜しい。蕎麦の味で勝負をして商いをしていますと堂々と店を構えているいる店は、絶妙な美味しさを常に誇示していて何時いっても香ばしい鰹節の香りが漂う。それと最近になって教わったのだが醤油にも格別の拘りがあるという。代々に受け継がれた伝統の味と店の醸し出すオンリーワンの雰囲気。老舗の店にはきっとそんな譲り難い頑なな匠の技の手の内の遊びがあるのだろうね・・//

【584】 電話での相談事も有料なのよ!・・/

         [・・聳え立つ夜陰のビルに秋時雨・・]
         [・・菊の花ほとけの壇へまねままね・・]   山寺からの下山のケーブルカアーの窓外は真っ暗だった。5時を15分も過ぎると日没という時節となった。職場から携帯電話に苦情に関する相談事の電話が入った。「俺様の休業日の電話による相談ごとは時給換算で8000円だぞ」と一丁咬ましたけど、何と三件も延々と45分も喋り捲くったのでマジで請求してやろう!。頭を柔かくして冷静に考えれば自分でも解決策が見出せると思うのだが・・/

【583】 今日は仕事を止めて野山に行こうぞ!・・/

白菊を遺影に供へ黙読経        
嗚呼けふは月命日ぞ菊の酒           今朝は眼の調子が良かったので久々に陀羅尼経を唱えた。声筒抜けの共同住宅なので声を抑えての読経しか出来ない。神様も佛様も其のことを十重にお見通しなので気が楽である。さて、今日は電話にて職場に「このところの連勤で身体が疲れたので休養します」と届けたので、心身の鍛錬を目指して山寺にでも参じて座禅でもくむとするか。そういへば指南役の高僧は常に酒の臭いをプンプンと漂わせている。郷里から届いたクース「琉球王朝」を供えれば泡盛好きになるかもね・・。ハハ。

10/24/2007

【582】 秋晴れが続くかなと思いきや・・/

    [・・空を見ても五・七・五で天文の季語を探すようになった・・   この所「仕事」の質量が健常の頃に戻ってしまった。時折、オーバーワークに気づいてブレーキを踏むのだが・・、直ぐにフル稼働をしてしまうので気をつけなきゃ。昨日も行き成りステッキを忘れて外へ飛び出して、元へ戻るのに慎重に2歩~三歩の漫ろ歩きで散々と苦労をした。元来が“おっちょこちょい”なので自分の置かれた現状認識が薄い。あれだけお勤めは『週に3日にする』と固く決めたのに、ニーズとやらに流されて月に20日前後も働いている。稼ぎ高と収入は大きな大きな大台に乗ったのだが、傍から「今度もし倒れたら元も子もないわよね」・・と乾燥した声が伝わってくる。

10/23/2007

【581】 嗚呼あ嗚呼だ円の形の後の月

            [・・一切は合切なりし後の月・・]   我が俳句のお師匠さまTOPPOさんの投句であります。春夏秋冬・24節の全ての季を会得なされれた今の時節の名句なり。

【580】 又して「スパゲッティー」のブームか・・/

     「・・復古調の店名なのだが要するに麺屋さんなの・・」   最近、超高層ビルの商号施設のレストラン街区とか、複合ビル等にやたらとこの赤い飾り棚の店が進出をしてきた。要するにスパゲッティ-屋さんなのだが、3~4種類の副食皿を組み合わせてボリュームを大きくし、若者とか企業戦士などの大食漢の胃袋を満足させているのだが・・、結構オフィスレディーなどが8人席をグループで陣取っている。一度は話の物だねにと誘われて入っのたが食べるのに「ハーしんどう~」と溜息が出た。お値段は1200~1500円前後だが満腹感は120%を越しているかな・・/

10/22/2007

【579】 外食の食事選びの難しさよ・・/

       [・・和食はヘルシーと言うけれども・・]   最近、街の中から「定食屋」さんが少なくなった。お寿司屋さん、豚カツ屋、ラーメン屋、カレー屋さんといった、いわゆる其の物ズバリの店のみだ。自分の職場から歩いて7~8分の所に一軒あるが、大凡14~5人のお客で満席となってしまう。一旦行列となると2~30分待ちとなる。一日1500~1800㌔㌍に食事制限があるが、時間の余裕のない時はついつい寿司屋に入ってしまう。サービスランチメニューで780円で手頃なお値段だ。

10/21/2007

【578】 日中は懸命に働くと汗ばむ陽気・・/

        [・・この誘惑にいつまで勝てるか・・]   現在現場のメインゲート付近に在る自分の事務所を、広い国道を挟んで南側の小さなビルの5階に移転した。昨日は夥しい書類の山から今後も使う物と破棄する物を分別し、今朝からそれらをダンボール箱に詰めて台車で移送した。こういった身体使う労働から遠ざかっているので足腰が痛い。サンシャイン60とか超高層の林立するビルの群の路地裏だ。夜の帳が下り始めると「サアーいらっしゃい、らっしゃい!・・、らっしゃい!・・。備長炭焼きの味自慢の焼き鳥だよ」の威勢のよい呼び込み。
さて、何時までこの香ばしい煙と黄色くて可愛い呼び声に抗すことができるか!・・/

10/20/2007

【577】 土~日と連勤だがホテルは満室・・/

     [・・ホテルが確保できたら江戸前寿司にと思ったのに・・]   今朝は久々に午前8時に職場に I Nした。秋の行楽シーズンなのに土~日曜日の連勤なので、現場近くのビジネスホテルに宿泊する積りだったが、[池袋・大塚・巣鴨]界隈は何処も彼処も満室だった。最近は景気が上向いたせいか地方の皆さんが、金~土曜日と東京へ泊りがけで出て来られるらしい。とても結構なことで重たいリュックを背負って帰宅した。とても疲れたせいか酒も美味しくないし食事も拙い。早く寝て明日も5時起床で6時の電車に乗らなければ・・//

10/19/2007

【576】 大阪から来たというチンドン屋さん・・/

       [・・秋美空ふえと太鼓と愛の嬌・・]   秋空の下を現場の外周を祭囃子でチンドン屋が通った。これ東京の芸人じゃなかろうと思い駆けつけた。思わず「姐さん方よ東京は浅草から?」と声をかけた。「ちゃいますねェんー。わてら大阪から来たんやでー、現住所は一昨年から京都どす。生まれは石垣島ですねん」の自己紹介に驚愕す。嗚呼、島の出の娘子たちよ「ふェべーとぅ小浜島かい戻りようー」と声かけた。それぞれの日当が3万円以上であれば良いのだが・・。ホテル代と食費は自前だという。沖縄の人々よ労賃はより高くあれ。

【575】・・期せずして五七五のカウントなり・・/  

       [・・凛凛とワレモコウあり千草苑・・]

【574】 夜風が冷たいと燗酒が欲しくなる・・/

             [・・秋風や厚きころもの飾り窓・・]   其の日の長くて心の辛い仕事が終わり・・、帰り支度を始めると夜の帳がおりだす。駅に向かう帰路は明治通りとサンシャイン通り二つだ。その日の気分でコースが変わるのだが、昨夕は豊島区役所を横切り明治通りを歩んだ。世紀の池袋[電子製品]販売合戦の、拡声器による集客の呼び込みの喧騒が酷い。デパートのショーウインドーも晩秋と冬のファッションの装いだ。そんな都会の表情を「一枚の写真」に収めたら変な映りとなっちまった。

10/18/2007

【573】 秋の朝つえ音高き小道かな・・/

          [・・秋深し朝日を浴びる鳥一羽・・]   朝の出勤の前に近くの里山を2~3㌔ぐらいウォークする。眼の焦点が定まらず丸太で土留めした階段を下るときは怖い。先日、地下鉄の中でお気に入りの竹製のチャプリン杖をおき忘れ、気付いて直ぐに駅員さんに申し出て懸命に探して頂いたが、三日が経って「高価で素敵な忘れ物は、中々届け出がありません」と慰められた。新しく買い求めたのも木製ながら丸いグリップだ。取り合えずシャフトの長さは下りの支え専用で原寸にした。平地を歩むときは英国紳士風に左腕に下げる。古くて度数も合わず見辛くなった眼鏡にお別れをし、新調した細型の遠近両用のレンズの快適なことよ・・。

10/17/2007

【572】俳句は難しいけれどもガンバロー!・・/

         秋しぐれ蓑の合羽の豆腐売り       

        行燈の秋蕎麦ありと太筆字        

        豆腐売る喇叭の音いろ秋時雨       

        柿熟るる長き日陰の庇かな        

        南西の風に乗りたるサシバかな       

        ミーニシやサシバ渡りし宮古島     
   
 

10/16/2007

【571】いや~ッ朝夕だいぶ冷んやりだね・・/

      [・・裏小路秋蕎麦の香に足を留め・・]
       [・・秋しぐれ蓑の合羽の豆腐売り・・]

10/15/2007

【570】 街中に新たな店がオープン!・・/

         [・・天空に柿の色づく小路坂・・]   昨日は、このブログのサアーバーがトラブルを起こして遂に連続書き込みが途絶えてしまった。入院加療の時以外はコツコツと何かを書き込み続けて来ただけに一日の空白は残念無念の極みである。今年の1月5日に当ブログをスタートさせたとき家族の者は三日坊主に終ると思ったようだ。 実際に仕事が多忙の時期などは書き込む事さへ難しいことがある。でも継続こそ下手の横好き者が一丁前に認められるチャンスなのである。全国のいろんな所に愛読者がいらっしゃるので余程のことが無い限り続行したいと思う。文章の書き込みが辛い時は「俳句」らしきもので綴り続けますので何卒よろしく御願い候で~す。

10/13/2007

【569】 今日も明日もお仕事が・・/

             [・・枯葉舞う里山小径かぜ優し・・]            「はは【今日も仕事で/明日も仕事】です」

10/12/2007

【568】今朝の八王子は13度の世界・・/

          「・・沖縄へマッタリーナと秋の旅・・」         [・・秋寒や南の郷へ思い馳せ・・」

  関東北部の山沿いの高地や温泉郷では霜柱が立ったという。今朝は八王子でも夜明け前に13℃の肌寒い外気だった。朝の散歩道では河川沿いの植え込みで、三色の秋桜が風にゆらゆらと満開だった。行き交う人の朝の挨拶が「おお寒む~」と季節変をわりした。昨夜、沖縄の友人から電話があり「いつの間に歌詠ま~に(歌人)なったのか」と冷やかされた。余語として「俳句はともかくとして写真は本土の季節感が漲っているので毎日更新してね」と・・、自分宜しくに勝手な「ゆんたく・ひんたく」を捲くし立てていた。

         [・・嵯峨菊や夕日に映える鬼子母神・・」

         [・・薬掘る寺境内の西ひなた・・」

         [秋の朝改札壊れパスネットット・・」




10/11/2007

【567】 水琴窟のある日本庭園を訪ねて・・/

        「・・秋寒に 水琴窟の 音ひびく・・」   今から20年もなるだろうか職務で全国の神社仏閣を訪ねた。木造社寺建築の構造調査が主たる任務だったが、それぞれの境内の庭園に静かな音色を響かせる「水琴窟」に魅了された。水琴窟(すいきんくつ)とは、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生させる仕掛けであるが、其の構造としては底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められており、底は水が溜るように粘土などで固められている。上には一般的に手水鉢が置かれており其処から流れ落ちる水が瓶の穴を通して滴り落ちるようになっている。(珈琲のサイフォンみたいな装置) その時の音が瓶の中で反響し琴の音のような音となる。ボクが最も癒される音色を奏でるのは何と近場の高幡不動尊の境内にある。

【566】 山の幸を求めて・・/

        「田舎へとずしりと重し秋味覚・・」   朝の散歩道の里山へと足を踏み入れると・・、いろんな人との出会いがあって楽しい。かつての獣道が今は整備をされて遊歩道となっている。100m間隔で休憩用のベンチも備えられている。挨拶を交わしたりお互いのお茶菓子を交換したり。見知らぬ者どうしが何時の間にか親しく語らっているのだ。今日も「西片倉の渡辺さんでしたっけ、最近はお見かけしませんね」と声をかけたら・・、「彼女は2~3日前でしたか、脳梗塞で倒れましてねぇ~、夜中に救急車で運ばれました」という答えが返ってきた。今日は此処の里山で生まれ育ったという、Aさんの案内で・・、木の実とかキノコ類の収穫の心得を学んだ。今日は自然薯(じねんじょ・最高峰の山芋)の穴場と見付かたと掘る方法を教わった。先ずは其の枯れた弦の見分け方を習い、バールのような特殊な鍬を使っての掘り方とか、保存方法と料理の仕方など等を懇切丁寧に教わった。

【565】 案山子をば嘲けてチチチ群れ雀…/

         「・・田んぼの案山子も秋の「季語」だそうな・・」   朝の目覚めの一杯のコーヒーを飲んで後に・・、小さなリュックにペットボトルとサンドイッチを詰め込んで、リハビリを兼ねて近くの里山へとウォーキングに出かける。今朝は雑木林の中から里山倶楽部の営農水田へのコースを辿った。収穫の稲刈りを今度の週末に控えて鳥害から空きの実りを守ろうと、地域の「オジイさん・オバちゃん」が創作した「案山子」が7本。見るからに人間そのものの怖い形相をした案山子をせせら笑うかのごとく、スズメが数十羽~数百派も群れをなして悪さをしていたがボクの姿を見て一斉に飛び散った。(ウワッハッハッ) この倶楽部への入会資格条件の一つが65歳以上となっているが、メンバーの皆様は足腰がピーンとしていて皆若々しくて逞しい・・。//

10/10/2007

【564】 風が出るとピント合わせが・・/

     [・・里山の 微風に揺れし ほととぎす・・]   鳥の「ほととぎす」は『不如帰』と書くけどもが・・、草花の「ホトトギス」は『時鳥草』と書くそうだ。さしずめ鳥は春を表す季語で、この草花は秋の季語として用いるらしい。ちょうっとした微風でも大きく揺れるので撮り難い。僕がこの里山にやって来ると質問攻めにあって学芸員の皆様も大変らしい。

【563】 色づき始めた秋の里山・・/

     「・・赤トンボ 巣網にふれて 蜘蛛うごく・・」   今日も休業日だってので終日「里山」で楽しく遊んだ。TOPPOさんの薦めで始めた俳句の題材を探しまわった。もう子孫を残し終えたのか赤い蜻蛉が弱々しく飛んでいて・・、あっちで羽を休めこっちの手摺で止まったりとヨタヨタと飛んでいた。この鉄製のパイプで暫く動きを止めていたがコロリと下へと転げ落ちた。待っていましたとばかりに網に掛かった下のクモが、ムシャムシャと時間をかけて味わうように其の御馳走を食べていた。弱肉強食というか自然の摂理というか知恵と力のある奴が生き残るのだ。余りにもリアルな自然界の虫同士の戦いに足がフリーズしてた。【写真】は、思わず腰のフォルダーからデジカメを出してワンチャンスで撮った現世最後の蜻蛉。

10/09/2007

【562】9日ぶりの休暇なのです・・/

        「・・くさ紅葉 北へ飛び立つ 鴈のむれ・・」   今日は午前中いっぱい眼の精密検査を受けた。なんと驚くことなかれ左右ともに視力が1.0だった。去る4月に発症した脳梗塞で、右の後頭葉の脳細胞が死滅しているので、そんな事はあり得ないと再度の検査を要請したが、検査技師さんは「例えそうであっても千人に一人か、万人一人の確率で、正常に戻る場合がある」との事だった。但し、「今のメガネが合わないので、4段階上の眼鏡を新調したほうが良い」とのことだった。早速メガネ屋さんへと足を運び検眼をして発注した。信じられないことだが「視界も視野も視力」も元に戻りつつあるようだ。

10/08/2007

【561】今日は久々の雨ですね・・/

             赤トンボ 木瓜の小枝で 羽たたみ        “七竈 植えて俳句の 季語となり ”

  島の友人から電話で「俳句を始めたんだね」と冷やかされた。俳号も「“たけを”なら分かるが、何故“はせを”なんだ」と言う。その訳は命名者のお師匠さんとオイラだけの秘密なのだ。琉歌の[8・8・8・6]から行き成り〔5・7・5〕の世界へ。今日は代表的な「季 語 一 覧」の本も買ってきたので明日からが楽しみ。     

10/07/2007

【560】 ハハっ、下手な「俳句」ですが・・/

     “かぜ凪て 夕陽に映える うろこ雲 ”  はせを

10/06/2007

【559】秋の旅行ファッションとやら・・/

  【558号】が若者の流行のカラスルックなら・・、こちらは差し詰め中高年の季節感溢れるファッションだ。こういうのがショーウインドーに現われると、其の日から街中にドーっと同じルックの女性が闊歩する。あッ、此の人のはサンシャインの3万9千800円のジャケットだ。ふふ~ん、この方のトラベルフェアは池袋パルコの1万9千800円だ。とかなんとか・・・。

【558】今秋のファッションとやら・・/

       【・・遂に上陸した黒色のファッション!・・】

【557】爽やかな秋晴れとなりましたね・・/

      [・・今日は東京も爽やかな秋空です・・] (10・6日 筆者撮影)   世の中は行楽日和の「三連休」だというのに・・、ボクは職場のニーズで今日も月曜日も仕事だ。でも文句一つ垂れないで黙々と真面目に働いている。違うか・・、休日作業に文句を言う人に只管に頭を下げているのである。朝一番のお役目を終えて最寄の喫茶店へ向かう道すがら、ふと空を見上げたら真っ青な秋空に飛行船がゆらゆらと・・。何だか急にリュックを担いで遠出したくなったけど我慢がまん。う~ん今週は一日も休まず6日間の稼動となってしまった。

10/05/2007

【556】 ショーウインドーは秋の装い!・・/

            [・・店頭には備長炭と秋の食材が!・・]   職場からほんの3~4分でサンシャイン60のビル街がある。うまいものを食べたいとか美味しい酒が飲みたければ・・、3~4人で連れ立って繰り出していたが今はすっかり遠のいた。わが家の口煩い管理栄養士さんが、「どうぞ食の欲望のままに何でも召し上がれ・・、こんど倒れたら即あの世逝きだからね!・・」などと、目頭を三角にして脅すので三食とも粗食でズーッと我慢をしてる。入院中に孫っ子が「ボクの成人式の日に、美味しいお酒を奢るからね」と言っていたっけ・・。指折り数えて待っているのだが何時まで経っても後10年だ。

10/04/2007

【555号】 島の時間・沖縄タイム??・・・/

             [・・新しい店を見つけた!・・]   昨日は大きな会議が夕刻から始まり8時過に終わった。空腹で苛々しているのに〆の挨拶をさせられたので、会議を仕切っていた若い座長に思い切って悪態をついた。それでも腹が収まらず駅へと向かう帰り道で新しい店に入った。連れが三人だったので写真のメニューを全部オーダーした。一時間ほどボクは泡盛のクースを連れはオリオンビールで、教科書検定・真実改竄問題を中心にした「沖縄談義」に花を咲かせた。民衆が決起して闘えば其の力は国をも動かすという事を強調した。喋りすぎて喉が痛いので今日も泡盛を飲むことにしよう!・・・/ ※【追記】 お店の接客態度=4、島料理の味=3、お酒の味と風味=3。

10/03/2007

[554号] 今日は6ヶ月検診の日だ・・/

           [・・相変わらず病院での待ち時間は長い・・]  予約時間より90分遅れで診察室へ入った。Drが深々と頭を下げて、「長々とお待たせをして申し訳ありませんでした」と恐縮していたが・・、多くの患者さんから全幅の信頼を得ている医師だけに、患者の持ち数が何百人と居るし仕方のないことだ。幸いに今日は問診だけだったが次の本格的な検査は12月の末に行うとの事だった。右内径動脈に埋め込んだチタン製のステントの機能は順調らしい。

10/02/2007

今日も一日シトシトと雨なのかな・・/

           [・・甲州街道を跨ぐ大きな横断橋・・]   今日は新宿の東京都庁へ2回・・、豊島区役所へ2回も訪問した。いずれも役所の責任逃れのケース。でも、行ったり来たりのブリッジを、それなりに楽しんだし愉快でもあった。

10/01/2007

次第に衰える視力と眼の焦点・・/

          【・・高速運転のエスカレーターは怖い・・】  左半分の[視力・視界]を喪失してから特に下り階段の歩行が怖い。とりわけデパートとかスーパーの高速エスカレーターには恐怖すら感じる。手前に出てくるプレートを踏む時よりも階下でのフローアへの着地は要注意だ。昨日は休日で閑散としているビルでエスカレーターの乗り降りの練習をした。約1時間近くの特訓でかなり上達したとは思うが実際となると上手くいくかどうか・・・///