3/31/2007

又して歴史教科書から「不都合な真実」が消された・・・/


<【・小便小僧・ピカピカの一年生・】
     (JR浜松町駅)
 今の内閣と政府はどこかおかしい。文部科学省は30日、高校二年生が来春から使用する教科書から、日本史に記載された太平洋戦争末期の沖縄での集団自決について、従来認めていた「日本軍の強制」について、記述の検定意見をつけて、教科書会社は修正したとの事だ。その経緯は【沖縄戦】=①.[申請時の記述]>「日本軍に集団自決を強制された人もいた」 ②.文科省の[検定意見]>「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現」 ③.[修正後の記述]>「集団自決に追い込まれた人々もいた」となり、『日本軍に』が削除されたのである。
      ★
 この『日本軍が強要』の記述が消えたら、歴史の教師はどう教えるのだろうか?。沖縄・座間味島の住民は「集団自殺」したとでも教えるのか!。その手榴弾の入手はどう説明するのだろうか?・・。アメリカ軍が1あの凄惨なな地上戦で、沖縄本島よりも真っ先に上陸したのが、那覇から肉眼で見える座間味村・慶良間諸島なのである。筆者もかつて座間味村で「聞き取り調査」に加わった事があるが、あの島の軍部は「捕虜になるなら自決しろ」と繰返し命令し、住民に2個づつ手榴弾を配ったという事実があった。沖縄の離れ小島は数多くあれど、唯一日本軍の魚雷艇の基地があったのが、あの悲劇の座間味の島々なのです。あそこ以外の小島で『集団自決』の事例はないのです。
      ☆
 明治以来沖縄では徹底した『皇民化教育』が行われた。太平洋戦争に突入してからは、学校現場に乗り込んだ専任将校から「鬼畜米英」の思想が叩き込まれた。その結果として、あの悲惨な「ひめゆり部隊」の自決も生じた。従軍看護婦に専念し米軍が身近に迫った段階で、ある者は軍人の渡された手榴弾で自爆し、ある者は真武仁の丘の断崖から投身自決をし、ある者は軍医から手渡された青酸カリで死んだ。一般住民が先に逃げ込んだ鍾乳洞に軍人が入り込み、「赤子の鳴き声で敵に発覚されるから、その子の首を絞めろ」と、その母親に子殺しを強要した事実はどうなるのだろうか・・/
      ★
 まるで鉄の暴風のように「一木一草」の全てまでも焼き払われて、夥しい戦車と怒涛の如く押し寄せたアメリカ兵。沖縄から移民でハワイに行った島人が、米国軍人となって『パイナップル部隊』が編成されたが、彼らが通訳となり「沖縄トーミンの皆さん、白い布ヲカザシテ、壕からデテイラッシャイ。私達は民間人はコロシマセン!。甘いキャンディーもアリマス。美味しいパンもソーミンチャンプルーもアルヨ!。石鹸もタオルもサシアゲマス!」の拡声器放送で、ガマ(壕)から出て行こうとした人々に、銃剣を突きつけて捕虜になる自由を奪ったのは誰?。島んちゅは自分達で「手榴弾」を作る事はなかった。
      ★
 僕の祖母の口述だが、「アメリカーんちゃーや(兵)は、糞ひりジャパニーと違って、皆んな親切だったサー。貴重なメリケン粉もくれたし、砂糖も油もたくさんの缶詰類もくれたよヨ~。ほんの一時だけど「解放軍」と思ったサ~」との感想。三男を徴兵されてフィリピン海戦で戦死となり、友軍に小さな畑に植えいた芋を徴用され、空襲で粗末な茅葺家屋を焼き払われて、やっと悪夢の「イクサ」が終わって・・・、辺りを見渡してみたら16万余の島の人が戦死をしていたのだという。この問題をめぐっては島の方からドーっと議論が沸き起こるでしょう!。よ~し、日本政府がそういう了見ならば、もう、「歳をとって疲れたサー」などとへこたれず!、明日から永田町界隈とか首都圏で、沖縄戦の語り部となって声を大にして「沖縄戦の真実」を触れ回ることにしましょう!。
  

3/30/2007

この国の行く末はどうなるのであろうか・・・/


【・・「どんどん超高層ビルが」・・】
 地方都市が年毎に衰退していく中で・・、東京圏だけが益々焼け膨れのように肥大化して行く。今日、六本木ヒルズの僅か500mの隣地に東京ミッドナイトタウンがオープンしたが、都内のあちこちに写真のような超高層マンションが即日完売となる。規制緩和で「天空率」などが容認をされて、容積率がアップされビルディングの高さは天井しらずとなる。
  ▼
 ホテルの一部屋の一泊宿泊料金が120万円の生活もあれば、懸命に働いて年収が240万円に満たない人もいる。それを「極端な差別が生じている訳ではない」と為政者が唱え、「美しい国の再構築に邁進したいと」言う。今、都内では街宣車から耳を劈く拡声器で、都知事候補達が「都民の明日の暮らしは私の政治力に任せてください」と訴えている。今日から日本全国で地方自治体の都道府県議選の選挙が始まったけど・・、国民の[審判・選択]は果たしてどうなるのであろうか。
 

これを見たら「山ノ神」が怒りそう・・/


【「ソーキそば」】
 今日は朝から・・、ずっと会議やら、打ち合わせやらで、大わらわの一日だった。お腹の食いしん坊の蟲さんが、2時過ぎになって 「オーい、飯が未だだよ~」・・とお昼ご飯の催促だ。思い切って大塚駅前の沖縄家庭料理屋さんへと足を延した。ただ今「食事療養中」なのだが・・、こうも忙しくては背に腹は替えられないと、好物の「ソーキそば」を食べる事にした。
    ☆
 昨年開店をした顔馴染の島んちゅの店主が「大サービスで、ソーキを5塊も、入れましたよ~」と言う。開店当初は立地条件も悪くて、お客さんがほとんど入らなかった。店をたたもうかどうかと悩んでおられる時に、15~6人で押しかけて満席にした。>「石の上にも三年ですよ。応援するから当分は頑張ってよ」と励ました。口からの出任せでない証明のためにも、月に2~3度はカロリーオーバー覚悟で通っているのです。

今年度も良く働いたもんだ・・・/


【野山散策に必要なハンドブック】
☆ 
 今日は代休の予定だったが、雨模様なので出る事にした。毎年この季節は桜の名所での人混みの「お花見」は避けて、人里離れた山間とかで、静かに咲き誇った花を観賞している。そんな時に欠かせないのが、上記の季節の山野草とか、山菜・野鳥のハンドブックだ。
    ☆   ★   ☆
 常に軽量リュックのポケットの中に、これらのブックと[デジカメ・双眼鏡]等を持ち歩いている。なにせ南国沖縄とでは山野の植物とか、空を飛び交う野鳥類などは全く種類が違う・・。僕にとっては見るもの触れる物、そのほとんどが新発見なのである。今月はちょっと働き過ぎたので、来週辺りでも近郊の民宿でもとって、思い切って春の野山を散策するとしょう。山間の静かな温泉で、「湯るり」と過ごすのも良いだろうなあ・・・/

3/29/2007

リッチな話題は小さな声で・・・/


【・夕焼けに映えるビルの外観・】
  昨日は所用で夕方から六本木へ出向いた。上記の写真は、五丁目の『国際文化会館』(旧岩崎庭園)の喫茶ルームの窓から撮ったものだが、その左側にはヒルズのビル群が林立していて、今や街中が夜の観光スポットとなっている。8時過ぎに会議が無事に終って、麻布十番から都営大江戸線に乗ったが、一つ先の六本木駅で車内は超満員となった。
  ★  ☆  ★
  鮨詰めの電車の中でOLさんが、「今日も今月15回目のサービス残業だよ。うちの会社は8時以降じゃないと残業扱いにならないの・・」と嘆いていたが、同姓の友達らしき人が、「でも暮れのボーナスが150万もあったんでしょう。夏だって100万はもらえるようだから絶対に辞めちゃ駄目よ」と懸命に諭していた。若き『女性企業戦士』達の贅沢なボヤキである。
  
 

3/28/2007

ちょっとオーバーワークかな・・・/


【・・母子像・・】 [池袋駅東口]
    (本郷 新 ・ 作)
  昨夜は午前0時過ぎの深夜帰宅だった。テレビの衛星放送の受信障害が発生したお宅へ、指定の7時半に訪問したのだが・・、お留守だったので玄関先で10時過ぎまで待っていた。結局会えず仕舞いになったのだが、名刺にメッセージを書き込んで投函をした。この仕事は徒労も明日の折衝に繋がるので、決してくたびれ損にはならないのである。
 今日も手帳は午後の10時まで、7~8件の日程が詰まっている。その一つびとつが重要な案件である。過密なスケジュールの円滑な処理と、容赦なくかかってくる携帯電話での案件対応。ちょっとの合間にメモを書き込む。数値的なものは記録を残して置かないと、後々作成する『業務報告書』に不備が生じる。一服休憩で珈琲を入れたら、近隣住民からの苦情の電話が入る。「〇〇橋の路肩にお宅の生コン車が駐車していて大迷惑だ」との事。「今日この現場では生コンの搬入はありませが」と答えたら、大きな声で「バカヤロー」で切れる。名のならくても何方かは分かるがそっとしておこう。

3/27/2007

春の仕事は突然やって来る・・・/

           【ユスラウメとニワモモ】
  花々が咲き乱れ4月の声が出始めると・・、僕の仕事は新たなプロジェクトの業務開始で俄然忙しくなる。昨晩も寝入り端に携帯電話で起こされた。用向きは2件あってその一件は「近隣さんから電波障害が起こりBS放送が見れなくなった」という苦情が寄せられたので大至急対応してくれというもの。もう一件は六本木で高層ビルの建築計画があるが、明後日に開く予定の『住民説明会』の司会者を頼むという事だった。
       ★     ☆     ★
  早い時間から深酒をして爆睡中だったので、脳ミソを再起動させるのにかなり苦労をしたが、テレビの障害の件は先方に電話をして「明日中に地元のケーブルテレビに接続する」という事で了解を得た。予めそういう事態が想定されたので、口酸っぱく事前の対応を勧告をしておいたのだが・・・、どうやら対策が後手に回ったようで残念だ。新たな建築計画については今朝一番に『計画概要』・『施工計画』などの資料が届いた。
              ※
  今朝は大いに機嫌が悪く資料を届けた方に、「まるで大きな津波が押し寄せてから防波堤を築くみたいだぞ!」と悪態をついた。取り敢えず現地に赴いて、この「計画建物」が近隣に及ぼす影響について、綿密に自分の足で踏査をしなければならない。この種の『住民説明会』での司会者は、全体を公平に仕切らなければならないし、絶対にミスリードがあってはいけない。う~ん、・・「溜息は命を削るカンナかな」・・である。

3/26/2007

都会のオバタリアンは姦しい・・・/

      春 風
【木内禮智 作・1983年】
   (片倉城址公園)
☆     ~        ~
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 今日は朝から暖かい春風が吹いていた。デジカメと双眼鏡を持って近くの公園へと出かけた。川の畔とか雑木林の中に、ふだん見慣れたスズメやヒヨドリ、メジロなどが元気良く飛び交っていた。双眼鏡を通して見ると、羽の一枚一枚がくっきりと見える。
   ☆
 けさ家の裏庭のニワモモの木に、群がって新芽を食べていた小鳥たちだろうか・・、草むらの中で小さな頭を上下にして、心無い散策者のばら撒いたであろう、煎餅のクズを盛んに食べていた。水の注入が始まった菖蒲の池に、パン屑を投げ込んでいるご夫人たちに「餌の投げ入れはいけませんよ」と注意をしたら、(>_<) 「あら、口うるさい環境派だこと」と睨まれた。
   ☆
 市の公園管理のオジさんが・・、「立ち入り禁止のロープを跨いで、カタクリの群生地に足を踏み入れた人がいる」と、哀しそうな声で嘆いておられた。確か一昨年も14~5株が持ち去られた。この自然の森の中で逞しく根付き、その命を営々と継承してきたからこそ、群生地の片栗の花は美しいのだ。ベンチに腰を下ろして小休止していると、芝の植え込みが盛り上がってきた。長い冬眠からかモグラが顔を出したのだが、ワァーワー、~キャーキャ-の喧騒で、そのモグラも小鳥たちも何処へ消えた。
 
 

今日の東京の気温は20℃とやら・・・/

  今朝は夜明とともに裏庭で・・、♪ピーチィク♪パーチク♪♪と、小鳥たちの囀りが賑やかだった。何事ぞと窓を開け放すと、【・庭桃・】が一斉に開花をして三分咲き。25年ほど前に山梨の里山で、小さな苗木を分けて頂いたが、今では枝垂れの高木となっておる。辺り一面が甘酸っぱい香りで充満。今朝の珈琲は格別に美味しかった。

3/25/2007

日曜日の雨って嫌だネ・・・/


 「・・小枝の鶯も物悲しそう・・・」
 今日の東京は朝から雨模様だった。3時過ぎには春雨も上がったが、森の中に入ると外気は17度前後もあり、ムッとするような生暖かさだった。小さな山の中腹のベンチに腰を下ろすと、鶯の「ホー、ホケェキョ!」という、甲高いさえずりが辺りに響きわたった。2~3羽が戯れあって、枝から小枝へと飛び交っていた。

この花の名前をご存知の方は?・・・/


宝鐸草(ホウチャクソウ)・・??・・
  ☆
宝鐸とは、(「寺院や五重塔の屋根の四隅に下がっている飾り」の事)
  ★
  △
  ◎
 (?)
  昨日、里山でこの花を見つけました。これにやや似た花が沖縄にもありますが、いったい何という花なんだろう?。一応・・「春の山野草」・・というポケット図鑑で調べたけども・・、これぞいう自信がもてない。僕の傍らで熱心に写真を撮っていた見知らぬご夫人が「花の名前はねどうでもいいのよ。要は綺麗な山野草ということです」と講釈していたが・・・。

3/24/2007

見事に咲き誇った一輪の花・・・/


片栗の花
  町内の古老が、・「木蓮の花が綺麗に咲いたがや、もう城跡の片栗も咲く頃じゃのう」・と、不自由となった足を摩りながら呟いた。「えっ、もう咲きましたかのう-、私がビデオで撮って来ましょう」と、晴れた日の朝の散歩道を今朝も辿った。昨年と同じ場所に見事に可憐な花を咲かせていた。片倉城址公園に通じるこの里山の遊歩道は、都内でも有数のカタクリの自生地だ。市の自然公園課の手厚い保護で、今年はその株数もぐんと増えたようだ。 

今日から学校は春休みなそうな・・・/

【孫が入れてくれた朝の珈琲】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 今朝の夜明と共に孫がやって来た。開口一番「・・爺ちゃんお早う !、今日から春休みなんだ。暫くステーイするよ・・」との元気な声。>「俺ッてサー、4月から6年生なんだよ。7月には修学旅行で、二泊3日の日程で日光に行くんだ」だなどと話題は尽きない。 誰に似たのか話題は豊富だ。

>「そういへば通知表を持ってくれば良かったな。一応俺の目標は達成したよ。ずっと『集中して話を聞く』は〇だったけど、今回やっと二重◎になった」そうな・・。どうやら先生や同級生とのコミニケーションも上手くなったようだ。祖母さんが「美容院に髪を整えに行きましょう」連れ出したので、ようやく静寂がもどった。孫が入れてくれた一杯の珈琲の美味しいことよ・・・/

3/23/2007

高齢者の退院ほど嬉しいものはない・・・/


[・・巣鴨つじやの濡れ煎餅・・]
 今朝、ご近隣の老夫婦から電話が掛かってきた。御主人が一ヶ月ほど入院をなされていたが、昨日無事に退院をなされたとの事。病院へも何度かお見舞いに足を運んだけど、とても朗らかで話題の豊富な方である。東京の下町の「風情・情緒」とか、人情の話しなどに精通なされていて、お訪ねする度についつい長居となってしまう。快気祝いの手土産に巣鴨の「つじや」の濡れ煎餅をお持ちしたら「病院でもずっとこれが食べたかったんだよ」と・・とても喜んでくださった。
     
 
 

又、ひとつ大きな楽しみが・・・/


[ユスラ梅の開花]
     ☆
  ★
  裏庭でユスラ梅が咲き始めた。その小さな実は野鳥の大好物なので、収穫は小鳥との奪い合いと知恵くらべだ。昨年の秋口に枝を剪定し、たっぷり肥料も与えたので、今年は木の幹にとっても元気が出て、蕾の数もグッと増した。野鳥の餌台をもっと大きくして、今年こそは美味しいジャムを作ろう!。

3/22/2007

天高く聳えるタワークレーン・・・/

【・・固定式タワークレーンの組み立て完成・・】

               ☆
 これまで現場内では「移動式クレーン」を4~5台使っていたが、この程固定式のタワークレーンが完成した。中間にあるオペレーター室までの高さが39mで、現在のところマストが6本だが、将来的にはもう2本継ぎ足して48mの高さとなる。その先端に更に4~50mのブームが付くので稼動範囲は大きい。躯体が立ち上がればエレベーターのコアの中に納まって、ビルの完成とともに蓑虫の原理で撤去される。
               ☆
 近隣住民の方々が「さすがは〇〇建設さんだ。持って来る機械が凄く大きい」等と仰るが、中には「あのオペレータールームの台座が、新たに出来るビルの高さだよね」と的確な指摘をなさる方もおられる。外周回りをしているといろんな質問が飛び交う。どんな質問事項や指摘事項を受けても、その場で即答が出来なければ信頼関係を失ってしまう。自分の頭の中に建築中のビルの設計図と施工図を詰め込んでおかないと、この業務は一人前はこなせないのだ。100点満点で当たり前の仕事は辛いもの・・/

今はもう「徹底」して裏方に回った・・・/


[・・・各種の会議・・・]
毎朝、その日の会議への[出席の可否]について回覧板が回って来る。余程の重要な会議でない限り、そのほとんどに(×)印を書き込み、決まった方針とか結論についての事後報告を求めている。僕にとっては議論のプロセスや討議内容とかはどうでもよい。自分関連の業務で会社の方針が決まれば、それを「迅速・着実」に実行すれば良いのだ。
                ☆
 今朝も会議の主催者が「ぜひ出席して意見を述べてください」との事だったが、事前にレジメを読ませて戴いて、「これとこれはこう主導してください」と意見を申し述べて、後はお任せ致しますという事にした。別に尊大ぶっているのではなくて、真の当事者達で何憚る事無く自由闊達に議論をして、責任ある方向性を決めてもらへばそれで良いのだ。議事録の連名押印欄の印を押し、後は粛々と一つびとつをこなすのである。

3/21/2007

もう間違いなく「春」ですね~ェ・・・/

  昨日、東京都心では靖国神社でソメイヨシノ咲いたそうだが、春分の日の今日わが家の裏庭で待っていましたとばかりに、枝垂れの大木の庭桃が一輪咲きました。共同住宅の共用部分の小さな庭だけども、僕しか手入れもしないし水遣りもしないので、約40坪の庭全体が自分の専用庭なのです。でも収穫した木の実も野菜なども各戸に配分しをている。
       ☆ ・ ★ ・ ☆
  若い者は全てが巣立っていってしまって、現在ここには爺さん婆さんしか住んでいないが、最近、新婚さん夫婦が移り住み始めた。今朝も「小さな畑」の土造りをしていたら、二階のベランダから「お爺さんは元々お百姓さんなの?・・」と、(>_<) 明るくて朗らかな声をかけてきた。「いやいや、御先祖様は百戦練磨の武将でね・・、その血を引いているので、時々辻斬りがしたくなるのさ」と切り返した。ついでに「もしも赤ちゃんが出来たら、その育て方を伝授して上げるよ」と申し添えた。ハハッ。(失敬)

自転車は交通ルールを守ろう !・・・/

                              ☆
             ★
                ☆      

 つい最近の事だが・・、大きな交差点の歩道で信号待ちをしていて、後方から猛スピード走ってきた自転車に右腕をぶつけられた。その反動でか赤信号を車道に飛び出した自転車はワゴン車に接触し、後方のバンに衝突されて転倒した。その運転者は車道で大の字になったまま、携帯電話での通話を続けていた。
      ‰
                   
 僕の受傷程度は軽い打撲症で、ほんの2~3日で痛みもとれたが、早朝のラッシュ時の交通事故だけに、パトカーとか救急車の出動などで、辺りはかなりの時間渋滞となった。取調べの警察官に諭されて、その若い女性が渋々ながら謝ったけど、そこには心からの謝意は感じられなかった。 取調べの警察官にた対しても、散々悪態をついていたので、悪質な交通ルール無視として検挙されたらしい。
                       ‰
 因みに【自転車利用者の交通違反ワースト10】を記してみよう。

①.酒気帯び運転の禁止(酒酔い運転 3年以下の懲役又は50万円以下の  罰金)
②.日没後の無灯火(5万円以下の罰金)
③.一時不停止(3月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
④.信号無視(3月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
⑤.二人乗り(2万円以下の罰金又は科料)
⑥.右側通行( 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
⑦.歩行者天国への乗り入れ(3月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
⑧.傘差し運転(5万円以下の罰金)
⑨.ブレーキ不良自転車の運転(5万円以下の罰金)
⑩.安全運転の義務(3月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
          〆    
  等々自転車の交通違反の罪状は意外と重いのである。僕を傷つけた自転車の運転者に対し、③を適用してくれとは決して言わないが、自転車利用者はマナーをアップしてもらいたいものです。参考までのに記すと、平成17年度の死傷者は9人で、傷者数は2.194人もいたそうです。   
 
                      
 

3/20/2007

新しい時代の友情について・・・/

        【・・・「鰻の蒲焼と10年物の泡盛の古酒」・・・】
  今日は浜松あたりで途中下車をし、久々に名物駅弁の「・うなぎ弁当・」を、満喫堪能しようと思っていたのだが・・、心無い神様の悪戯でその夢は叶わなかった。かつたか さんの上のお嬢さんの中学校の卒業を祝って、慶事のために取って置いた 「10年物のクース」 の封を切って、「中学校の卒業おめでとう!、高等学校への合格オメデトゥー」 と声高々と乾杯をした。
      ☆    ☆    ☆    ☆    ☆
  不思議な「心理・心情」だと思うのだが、かつたかさんとも、DORAさんとも、TOOPOさんとも、メールや掲示板などでの交信だけで、未だ一度もお目にかかった事はない。しかし、何処かのHPの掲示板で1~2週間スパンでお会いをし、それなりの交信をしている内に、親しみと深い友情で結ばれた。風邪を引いたと知れば心配になるし、何かの創作に取り掛かかられたら、その完成と出来映えがが楽しみとなる。それぞれが御自分の持ち場で、一所懸命に頑張っておられるので、有り難きかなその精気と元気を大いに頂いて、老兵の戦意の『高揚・活力』となっているのである。

昼は美味しいウナギの蒲焼で、夜は鱒の塩焼きだったのに・・・/

            ★
         
                    ☆



        ☆
   

                   
  今日は製作物の「製品検査」などで、地方の工場に出張の予定だった。相棒と東京駅で7時に待ち合せだったが、「体調を崩したので中止にしたい」との電話が入った。彼が検査官で僕はお昼に「鰻を食べる」その他あれこれが目的だったので、ポカッーと丸一日が空白になっちまった。無骨者にはそういう時の時間の有効な過ごし方が分からない。

  お天気は快晴だし取り敢えず上野の杜にやって来た。美術館その他の施設は10時開館だし、公園のベンチに腰掛けて、ノートパソコンで書き込みに興じる。この『ブログ』の開設以来今日までずっと書き綴ってきたので、空白の一日を作るまいとコツコツと記し続けている。目の前で大きなブロンズ像が「お前も『考える人』になれよな」と呟いている。静に腰掛けて物事を考えるなんて昔の人は悠長だね。

3/19/2007

毎日が長くて辛い一日です・・・/

 いよいよ地上階の躯体の鉄骨の建方作業が本格化した。現場の外周に張り巡らした仮囲いの高さは3mだ。鉄骨の位置調整で起きるハンマーの音とか、ボルトの本締めのケタマシイ音がダイレクトに近隣へと及ぶ。一周約1.000mの現場の外周を一日に6~7回も巡回をし、住宅地の路地の奥まで入り込んで行って、近隣住民の方々一人びとりに御挨拶を申し上げたり、苦情に関してのお詫びをして回る。
        △・▼・△
 騒音規正法の基準値では、騒音の規制値は85dbである。自室の騒音測定モニターで、デジタルの針が65~70を超えると、近隣からの苦情の電話が入る。住民さんにとっては規制を守っている否かはどうでもいい。うるさく感じれば我慢がが出来ないのである。その心情はよ~く理解できる。今日も腰の万歩計は既に2万5千歩を越したが、日没の作業終了時までは気が抜けない。頭の下げ過ぎで首と肩がパンパンだ。 

今日はヘルシーな日本蕎麦です・・・/

[冷やしトロロ蕎麦]

   ^    ^    ^

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外は寒かったので温かい蕎麦でもと・・、馴染のお蕎麦屋さんに入った。店の中には達磨のストーブがあり、その温かさにつられて大好物の冷やしトロロ蕎麦を注文した。この店の中央の飾り棚には長芋とか、平べったい芋が「国産品」と表示をされて並べてある。年老いた店の女将さんが、「今日の一番目のお客さんなので、キンピラ・ゴボウーをサービスします」と小鉢を出してくださった。
       〆    〆    〆
 その女将さんは中々の物知りだ。「あのね・・、うちは国産品オンリーだけど、今や日本蕎麦はね、全てが輸入品頼みなのさ。例えば天麩羅蕎麦は、そば粉の70%が中国産で、海老の95%はベトナム・タイ・インドネシア産。小麦粉の14%は国産だけども、大豆にいたっては国産は3%で、後はほとんどが外国からの輸入品なのです」と長講釈をしてくれた。もう厭になったので「この三月末で店をたたむ」という・・〆〆〆。
       ★
 女将のさんの「蕎麦っちゅもんは、古の時代から江戸の庶民の好物だよ。その蕎麦の栽培が採算が取れない等と、お百姓さんが生産を断念したのは残念だよ。このキンピラのゴボウだって、今では半分以上が中国産だってさ。ゴボウちゅうのは世界中で日本人しか食べないというけど、それすら何で外国産に頼るのかね。」と、政府の農業政策の無策を嘆いていらした。齢92歳のベテラン女将が蕎麦と共に街から消える。

3/18/2007

阿阿・・吽吽の「四対」で如何なる魔性も寄せ付けない・・・/

  【「顔がデカイぞ。左の映像がTOPPOさんの作品です」】
  △△△△△△△△△△☆★☆△△△△△△△△△△
 沖縄に何度も旅に行かれた作者ならではの…、ド迫力のある力強い渾身の力作に島人も跪く。あの紺碧の青い空の下で赤い屋根瓦の上や、門柱(ヒンプン)の上に立たずむシーサーは、その家に住む心穏やかな人々を自然界の魔性や、心無い世間の悪者の敵愾心からしかと守るという。既存の右に鎮座する「魔除け獅子」が新参者に警戒の眼差しを示すのは、それなりの力強い威力を感じたからではなかろうか。        

今日は日本全国「日曜日」で~す・・・/

               ☆
               ☆
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  人間ちゅうもんは不思議なもので・・・、歳とともに食べ物の嗜好が変わってくる。若い頃は肉をベースにした料理が好きだったが、50代あたりから麺類・パスタ料理へと移行した。それも次第にサッパリとした素朴な味の日本蕎麦に、とても拘りを感じるようになった。このブログをお読みになられている方で、「こっちの蕎麦屋が美味しい、あっちの蕎麦屋も美味しいよ」という推奨のお店があれば、どんどん情報をお寄せくださいね・・・/
         ☆
 各駅停車の「小さな旅」が好きな僕は、蕎麦の美味しい山梨とか静岡などで、名も無い町の「小さな佇まいの店」の素朴な蕎麦の味に魅せられて方々を旅した。そんな果てに信州長野の小諸で食べた蕎麦の味がが今でも忘れられない。蕎麦屋の酒の肴といへば、蕎麦味噌に板わさ、旬の山菜の天麩羅などである。最近は仕事が忙しくて旅に出ることもないが、家の近くに石臼挽きの蕎麦屋を見つけました。
    ☆
  (・・さて、そのお店といへば・・)
 田舎造りの店内の薄暗い灯の侘しい雰囲気の中で、ガラス徳利の濁酒の冷を傾けながらキュッ、グビッと呑むのは粋なもんだよな・・・。旬のツクシンボーの天麩羅が四寸の平皿に盛られた。雪塩をちょちょっとまぶして、さくっと口へ運ぶ。こりゃー、何とも言えない江戸の文化だね・・・。客筋はといえば今をときめく中高年のシルバー属。その所作も動作もやや緩慢にしてスロー也。  (^〆¨)  ハッは。

3/17/2007

次第に大きな重圧が・・・/


今週と今日のハードなスケジュールが終った。身も心も圧搾されたサトーキビのようだ。カスカスになって一滴の水分も残ってない感じだ。でも、又、来週もボクの仕事は延々と続くであろう。誰かが小さな声でもいいから、「・・私が貴方の仕事を継承します・・」と、奇特にも引き受けてくれないものだろうか・・。なんだか大きなプレッシャーに押し潰されてしまいそうだ。

3/16/2007

僕も昔は若かったのだが・・・/

 [お昼ご飯の悩み]
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  主治医に「治療の基本は食事療法と運動療法です。自由に多彩な食品を食べてもかまいませんが、きちんと計量し余計に摂らないようにしましょう」との指導を受けたが、それがとても難しい課題なのです。口煩い管理栄養士が居ない昼食時は、街の食堂街で、あっちのメニューを見たり、こっちのウインドーのサービスランチを覗いたりと、悩みに悩むのである。
     ☆
  今日は現場近くの洋食屋さんに入った。厨房の中の馴染のマスターシェフに「いつもの爺さんメニューです」とクロスのサイン・・・。出された洋皿にはたくさんのハーブ野菜と、減塩・油控えめのスパゲッティーが盛ってあった。血糖値を下げるベイスンという薬を飲んでいる僕にマスターが、「・・今日のカロリーは650で抑えました・・」と優しい声をかけてくれた。隣の席に腰掛けたOLのグループさんが、「トンカツにライスの大盛り3つ」と威勢のいいオーダー。ショボンとした気分で時間をかけて黙々と食す・・・。

3/15/2007

徒労もその日の働きなりと・・・/

  [・・最も小さな行灯・・]                                                            

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             ※ 
 
  昨夕の事でしたが、近隣の初老のご夫人から、「飼い猫が行方不明になった。もしや、お宅の現場の中に、紛れ込んではいないだろうか」と、心配そうに訪ねてこられた。「4時過ぎの場内一斉清掃では、そういう報告はありませんが」と、一応は捜索を無碍に断ってみたものの・・、その方のなんとも心配そうな、そしていとも寂しげな表情に、心を動かされてよっこらさと動きはじめた。一人住まいの孤独な方なので、ペットが唯一の家族なのかも知れない。
           [・・・~猫 ・ 猫 ・ 猫~・・・]
 現場は約4000坪の敷地である。地下部分だけでも3層の構造なので、総平面で約1万坪以上になる。地下の作業現場でせっせと働く作業員に、「迷い猫を見なかったかですか」と、一声、一声をかけながら自分も懸命に探し歩いた。3時間も探し歩いたけども、遂に見つからなかった。8時過ぎにその御自宅を結果報告で訪問したら、「ああ、お隣のミャン子ちゃんと戯れていました。今は猫達の恋の季節なんですねー」と、なんとも涼しげな表情だった。結局は徒労に終った捜索活動だったけど、自分の納得のいくワークだってのでそれでいいのだ。

少しオーバーワークだったかな・・・//


                                           
 [スイセンも韮花も満開]

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今朝は内科・歯科・眼科と三つの医院をハシゴしました。早朝にわが家の「小さな庭」に下り立ったら黄色いスイセン、白い可憐なニラバナ、紫色のムスカリなどが満開だった。いずれも宿根草なので手間いらずだが・・、昨年スイセンは花が散ったシーズンオフに、球根を掘り起こして籾殻で包んで、大事に保存をして春先に土に戻した。カメラを向けたら「元気になったよ。どうも有り難うネ」とお辞儀してた。
       ☆
 このところ仕事がハードだったので、肩から頭の天辺ま重くて激痛が走る。主治医が「1~2週間ほど休暇をもらったほうがよい」とは言っていたが、最大の佳境に入ったので悠長なことは出来ない。せいぜい朝のインを1~2時間遅らすとか、現場の外周まわり8回を4~5回に減らすとか、状況の様子見をしながらペースダウンをするしかない。♪シカゴに歌声近し♪♪今日もガンバロー!・・・。  

3/14/2007

前輪なしで着陸に成功!・・・/

[全日空の胴体着陸] (NHK)







前輪無しの飛行機を無事に胴体着陸させた今里機長に拍手喝采。それにしても以前から、何回もトラブルを起こしていながら、この飛行機がノンチェックだったとは・・。いつも何かが起こってから、事故調査委員会の派遣なんだよなあ。日本が独自に開発した性能の良い中型機旅客機が消えて、外国のボンバルディアDHC8に、国内線を切り替えたのは何故なんだろうか?・・・/

3/13/2007

今日も7~8人の御来訪者が・・・/


【・・現場での小さな専用室・・】
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 僅か8畳ほどの小さな個室ではあるが、ここが僕の日々の働きの拠点です。セパレートされた空間なので、訪れる人々はココで和気藹々と語らう。苦情を申し立てに来られた方は、その胸の内を滔々と吐露し、相談事に訪れた方はその内容を、なんの躊躇いもなく打ち明けてくださる。若き社員達も悩み事の相談にやって来る。いわゆる「駆け込み寺」でもある。彼等の親父さんか、ガンコ爺様と同年代の古老なので、ほんの10~20分ほど語らえば、元気良く現場へと戻っていく。
        ◎
 部屋のドアには「御近隣相談室」のプレートも掲げてあり、訪れてくださる「お客様」には、先ずは自分自らお茶を差し上げて、穏やかで静かな声で御用向きを伺う。中には入って来られるなり語気も鋭くて荒々しく「オメーの現場に出入りする大型ダンプに、けたましいクラクションを鳴らされて頭にきた」と声を荒げる方もいるが、お話しをしている間に穏やかになられる。人との対話とか話術は苦手なほうだけど、穏やかに話す術については・・「守禮の邦」・・からやって来たので心得ている。
        △
 これまで多くの修羅場を潜り抜けて来たので、苦情の原因が当方にあるは十分に承知。先ずは深々と頭を下げて、先方様の言い分に謙虚に耳を傾けて、その苦情要因が現場努力で改善できるものについては、その場で「こういう工夫をすれば、申し出の件の迷惑は軽減できるかと思います」と、改善策を示してその実行を約束する。受け入れ難い問題については、その理由を明解に申し述べて御理解をお願いする。とても神経が磨り減る仕事だが、自分のオンリーワンの仕事と思って頑張るしかない。
        ▽
 ご近隣からの[苦情・抗議]で現場の作業を止めた事はないが、現場の周りで御不幸事があった場合などは、特に「お通夜」などのお弔いの時間帯に入ると、現場での騒音振動の伴う作業は中止の指示を出す。町内会の役員様との連絡・連携を怠らず、外周の歩道や道路の清掃を実施したり、お祭りや町内会行事などへは積極的に参加をする。この部屋はそんな相談・協議の場でもあるのだ。訪れる方々には、事務所経由での内線電話が嫌ならばと、自分の携帯電話の番号のメモを渡す。(完)

現場の上空を悠然と飛遊する鳩にヒヤヒヤ・・・//


 先月の上旬のことでしたが・・・、地下の配筋作業をしていた鉄筋工から、「カラスと喧嘩していた鳩が、怪我をして重機の下に蹲っています」との報告があった。駆け付けてみると一羽の鳩が右足を引き摺って痛々しい。カラスとの空中戦で左の羽の付け根も怪我をし出血もしている。手当てをしてあげようと「おいで、おいで」と手招きをしても、警戒感からか中々寄り付かない。
       ・・・☆・・☆・・☆・・・
 小一時間ほどしてようやく歩み寄って来た。その間に近くの獣医さんから、電話で手当ての手順も教わっていたが、いざとなると動きまわるので上手くいかない。ふと足元を見ると連絡先のプレートが付いていた。重機の後方に写っているセピア色のビルだ。そういえば其処の屋上に鳩小屋がある。保温のためにスポーツタオルで包んでお届けをした。
       ★
 飼い主曰く「何度か全国レースで優勝した鳩で、保有している鳩の中で最も優秀なものだ」との事だった。日頃は[朝・昼・夕]の三回、放して自由飛遊をさせているとの事・・。飼い主さんとの話し合いの中で、鳩は横たわった障害物は避けるが、送電線の鉄柱とか旗を掲げるポール等は、その目線の関係で避ける事が中々で、よくぶっつかって怪我をする」という事も教わった。
       ★
 現場の重機のブームも危険要因との事だった。早速、重機のオペレーター達を集めて、その事を説明をし対策を講じる事となった。ブームの中腹と先端に銀紙を貼ったり、鳩の嫌う電磁波の発信装置を施したり、いろんな手立てを講じてはいるものの、今日もまた鳩がブームの周りを旋回している。ヒヤヒヤ・ハラハラしながら、ぶつかるんじやないよ!、早く無事に鳩小屋に戻ってくれと祈っている。 

3/12/2007

あの自然の美観を、人間が壊してている・・・/


[読売新聞3/12夕刊]
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 沖縄本島から南西に400㌔の地点に、あのNHKの人気ドラマ「ちゅらさん」の舞台となった小浜島がある。そこへ国内でポイ捨てされたとみられる大量のペットボトルや空き缶が漂着し・・、島の人々も本土からの観光客も、その余りの凄さに目を瞠ると言う。[商標などから6割が本土からの漂着物]との事。 嗚呼なんたることぞ・・・/  早速、西表島の知人に電話を入れたら、「小さな小浜島とは比べものにならない程に、大量の浮遊ゴミが漂着して、頭ニガキテイルさ~」と嘆いていました。今年の夏休みに島人の手伝いに行こうかなあ・・・/
  ・・・◆・◆・◆・・・
 僕達が幼い頃は、海岸への『他所の国』からの漂着物といへば、海流で流れ着く「椰子の実」だとか・・、ガラス製の丸いブイとか、せいぜいハングル文字、中国語の商標の付いた洗剤などの瓶類だった。島を管轄する竹富町によると、「10年前から漂着ゴミが急増しているが、島には処理施設がなく、島外への運搬は多額の費用がかかるため、ゴミはたまるばかり」だという。「美ら島」が「汚り島」になったのは、実は本土に住む人々のポイ捨てだったんだ。安倍総理大臣殿へ・・・「美しい国 日本」の建設のためにも、 直ちに環境大臣に命じて実態調査と、その対策を講じてくださいね・・・//

ちょっとピリ辛のネパール料理・・・/

[特大のナンとネパールカレー]
(東池袋2-50-1 SHAMA)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
         ★
 ネパール人の顔馴染の店主が、現場のゲート前までやって来て、「最近お客さんが少なくて・・・、売り上げがなくて困っている」と愛嬌の客引きに・・・/  それではと職場の若い衆3~4人を連れ立って、格安のランチサービス(900円)を食す。その店主が「ナンの焼き方を教えるので、自分のものを作ってみませんか」と料理好きの僕に有り難いお誘いがあり、一緒に厨房に入りパッタンパッタンと下地を伸ばして、大きな釜の内面に貼り付けて、ちょっと形は悪いけども自前のナンが焼きあがった。同伴の若者が「ナンにでもチャレンジするんですね」と、C・Dレベルの駄洒落を発して呆れ顔。
    ☆     ☆     ☆     ☆
 30数種類のミックス香辛料のカレーが美味しい。今日の具は国から取り寄せたというマトンの赤肉とカボチャ。「私の国の生活はとても貧しいが、自然が豊かで肉も野菜も素朴な味がします」と控えめなプロの料理長・・・。僕が「貴方の国に是非一度は旅をしたいと思っています」と申したら、「国には8人の妹がいるので、その際は方々をガイドさせますよ」真剣な眼差しだった。「寒い夜空の星の群れはとても美しい」との事。先月の末に家族10人に、「・・それぞれで分けて使うように」と、10.000円の仕送りをしたという。少ないようだが彼の国では20倍もの価値があるという・・・・/ 

3/11/2007

凄い生命力だ!・・・/


【・舗装を突き破った雑草・】
▲▲▲▲▲△▲▲▲▲▲
 
先月の下旬に自宅の駐車場のアスファルトが、こんもりと盛り上がっていて何故なんだろうかと不思議に思ったが…、今朝、確認をしたら雑草の新芽が出てきた。うふぃヤー凄い生命力だ!~。自分も生きるぞ!、しっかりと育つぞ!、そして、子孫を残すぞ!。という生物の生存への逞しさを感じた。

3/10/2007

年寄は後方で静かに見ておればいいのに・・・/


【・・☆・・「本格的な鉄骨搬入が始まった」・・☆・・】
※ 今日も早朝から大量の生CON打設が行われているが、その片方では鉄骨の本格的な搬入作業が始まった。いよいよ今月の中旬より地上階の躯体の建方作業だ。重さ6㌧~12㌧の骨材を80トンのクレーンで吊り上げて、所定の場所へと次から次へと降ろして行く状況は壮観だ。《・・吊り荷の下に人影が・・》  思わず駆け寄り、「お~い!、そこの土方野郎!~、吊荷の下に入るんじゃな~い。このバカタレ奴が!」と、甲高い大声で叫ぶ。・・・/  (「人の何倍も口は汚いが、そ奴の命を守るためだ」)   
  ☆・★・☆
 昨夜の深夜まで行われた現業会議で、「明日は土曜日なので、騒音の伴う生コン作業は、6時までに終わらせる事」を、断固として主張して、今日の作業工程を組んだ。「もしも6時を過ぎたら俺はトットと帰る」と宣ったので、よもや、本日は残業にはなるまいに・・。今日の生コン搬入は10㌧の大型ミキサー車110台。4時現在で100台分も打ち上がったので、だいたい5時半には完了の見通しと相成る。今週は連日の早朝出勤・深夜帰宅でクタクタに疲れた。今晩のビールはさぞかし美味しかろうに・・・/
 
 
 

腹を空かせた人・人・人・の群れ・・・ /


[路上生活者の群れ]
■ 
〔・・・ノートパソコンよりの書き込み・・・〕
 仕事の合間に気晴らしにとある公園に足を運んだ。拡声器から牧師の説教が静かに流れていた。周辺のテント小屋から路上生活者らしき男女の群れが。続々と広場の青空教会にやって来て腰を降ろす。その中の一人が、>「今日も人夫狩りのマイクロに乗れなかったよ」と仕事にアブレた事を嘆いていた。
     ◆
 一時間程くらいキリストの教えをジッと聞いた後に、教会を支えるボランティヤの人から緑色の食券を手にして、やっと給食テント小屋で温かいスープと弁当が渡された。それを芝生の上で一気に口にかけ込んだ人が「二日ぶりに温かい飯にありついた」と呟いていた。これが憲法で保障されているはずの「健康で文化的な生活」なんだろうか。
     ◇
 ある路上生活者から直接聞いた話だが、その人の隣のテントの人は「あの髭茫々の彼はネー、その昔は大手民間企業の課長だったそうだ。リストラで首を切られてしまい、家のローンが払えず家族は離散し、二ヵ年間も職安に通ったが再就職もままならずこの世界に落ちたのさ」でした。再チャレンジ支援法はどうなっているのだろうか・・。
     ◇
 職場の近くに外国人留学生の「学生マンション」がある。現在そこには18カ国の学生が住んでいるそうだが、親しくなったノルウエーの N・K さんが「私の国にも日雇いの人がいるが、その日に就業予定だったのが、仕事にう已む無く就けない場合は、公的職業斡旋所で食券が[家族数×6食分]支給される」との事だった。
     ☆・☆・☆
 お弁当200食を配り終えた尼僧さんに、「皆さんの慈善活動の足しにして下さい」と僅かながら5000円をカンパした。瞳を輝かせて空で十字を切り、「慈悲の心の豊かな貴方に神のご加護を」と言われた。ちょっとばかり気恥ずかしくなってテレた気分・・。なーに今月『赤提灯』での飲食をほんの一回減らせばよい。

3/09/2007

又、一人の近隣住民と親しくなった・・・/

[ベニヤ板の切れ端]
☆☆☆☆★☆☆☆☆
 ある近隣さんがメインゲートに来られて、「現場ではベニヤ板の切れ端などは出ませんか・・・」と仰るので、そのサイズなどをお聞きしたら、「近くの公園の高木に野鳥の巣箱をかけよと思って」との事だった。暫く『御近隣相談室』で寛いで頂いて、現場の作業場で加工している型枠大工さんから、要望の数量の50枚ほど切れ端の残材をお渡しをした。板は重たくかなりの重量になったので、慣れない手付きの一輪台車で御自宅まで運んだ。
     ☆・・「腰が痛い」・・☆
 ボクが「巣箱の設計図は出来ているのですか?」とお聞きしたら、「これからの作図となります」との事・・・。参考になればと思い「実はボクも巣箱を作成中でしてこれがその図面です」と差し出したら、同好家同士だということで話が弾んだ。定年を迎えたこの辺の団塊の世代の方々5~6人で『野鳥愛好家の会』も組織したという。取り敢えず近くの神社の森に10箱ほど設置するとの事。大都会の中の小鳥も立派な住居がもらえて幸わせだなあ・・。

今年2足目の新しい靴を履いて・・・/

[・・今日は週間工程表の配布日・・]
★ 
 朝から480戸近隣住宅を訪問して・・、「いよいよ今月の中旬から鉄骨の建て方工事に入ります」と事前のお知らせ活動を行った。BSアンテナが自立しているお宅には「衛星放送の受信障害については、近々に事前の対策工事に専門業者が参りますので、何ぶん宜しくお願い致します」と御挨拶申し上げた。
   ☆
 訪問先の玄関口でのお互いの対話が、現場からの騒音で双方とも聞き取り難い。平身低頭で謝りながらの説明となる。>「ところで今日は何時まで残業するのですか」と容赦なく厳しい口調で説明を求められる。原則としては定時で作業を終わらせる事になっていて、どうしても午後の3~4時ごろにならないと、残業になるかどうかの予測は立たない。
   ☆
 行く先々で針の筵に座らされたような感じ・・。でも、一頃に比べると随分と先方さんの表情も和らいできた。そねに甘えてはいけないが「今日もまた残業なのかな?」と、気弱い小さな蚤の心臓が高鳴る。午後一番に訪問したお宅で「方々で怒られているようだが、うちは騒音も残業も平気だから」というまるで地獄に仏の有り難いお言葉・・/
 

3/08/2007

先ずは危険要因を除去すること・・・/



[仮囲いの角を透視性の素材に]
(o_o)”
  ☆
  ☆
 
 先々週のことだが・・・、近隣住民さんから「手前の4m幅の区道から、国道の大通りの角を曲がって出る際に、見通しが悪くて危険を感じる」との訴えがあった。以前にも別の方から同様の指摘があって、この角地の隅切りを検討したのだが、角を削って道幅を広げると左折する車が大きく膨らんで逆に歩行者が危険だ」という道路管理者の指導があって沙汰止みとなっていた。
     ☆
  自分自身でこの角地に2~3日立って見た。区道から身障者の車椅子がやって来て、歩道を猛スピードで駆け抜けた自転車と、あわや出会い頭の事故かと一瞬ヒャリとした場面を目撃した。どういう工夫が講じられるかを現場の皆と検討した。いろんな意見が噴出したが役所の担当官の指導は重い。最後に意見を求められたので「簡単じゃん。要は見通しを確保すれば良いのだ」と、このような改善策を提言をした次第なり。「鉄板じゃなきゃ角の強度は保てない」という懸念のむきも内側から補強をし、風速50m台風が来ても大丈夫との所見が出た。

 見通しの悪い高さ3m鉄製の万能鋼板の仮囲いを、透視性の素材に4枚4枚を切り替える事によって、この角の危険性は随分緩和された。改善を求められた近隣さんから電話が入り「早速の改良有り難う」とちょとばかり感謝された。若い現業の一人が、00さんて何処からこんな知恵がでるんですか」と聞かれた。>「あのなあー、伊達や酔狂で歳をとったんじゃない。現場の場数を272も踏むとな、こういう場合に問題解決のアイディアが自然と沸くものなんだよ」嘯いた。“枯れ木も山の賑わい”とやら・・・・。今夜の晩酌はきっと美味いだろうな!。


   

今日も茨の道を一人歩む・・・/


[全国を行脚した弘法大師 様]
☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆
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  その昔、ある偉い幹部社員さんのお供で、全国津々浦々の神社仏閣の「木の建築」を調査したことがある。古刹といわれ地元の信仰をあつめている古い寺の一角には、必ず大師様の像が佇んでいた。白い足袋に浅めの編み笠の出で立ちが、この高僧の日々の行脚説法の労苦を偲ばせていた。
     ☆
 陸奥のとある県の山寺で、紫の袈裟を身に纏った高僧に「弘法大師さんは、日に何里ほどお歩きになったのでしょうか」と愚問を発したら、「夜明けとともに前夜の寺を出立し、日没に前には次の寺に身を寄せたというので、日に6里から10里前後の行脚でございましたでしょう」とのことだった。なんとマックスで一日の歩行が8.000歩である。あの日を境にして自分の業務での歩きを、凡人の僕は愚直にも一万歩以上と決めた。
                  ☆
 考えとか方針を決めてから行動するよりも、いつの間にか歩きながら思案するという習慣を身につけた。工事の迷惑などで近隣さんに呼び出されても、行けば何を言われるだろうかとか予め思い悩んだり、あの資料も持って行くべきか、こういう事を聞かれたらどうお答えしようか等と、頭の脳味噌を右往左往させるよりも先ずはレッツゴーなのである。先方さんの言い分にジックリ耳を傾けて、自分自身が納得がいけば直ちに改善策を講じるし、受け入れ難い事柄はちゃんとした根拠をお示しをして、ご理解を得るように最善を尽くしす事が肝要だと思う。

3/07/2007

せめて7時に終われば良いのだが・・・/


【二基の生コン圧送車】
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  今日も生コン打設作業が残業になるという。定時で終わらせるには「数量計算」と、その「所要時間」を綿密に弾きだす必要があるが、若い現業担当者では所要時間の見極めが中々なのだ。(“_”)「誠に申し訳ありませんが、ご近隣への対応をお願いいたします」と深々とお辞儀された。「オイオイ!お前なあ~、いい加減にしろよなー」と灸をすえながらも、寒い中を重たい足取りで近隣訪問となる。
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  大型ミキサー車で運んでくる生コンは、圧走車の後方の受け皿のタンクに注ぎ込まれて、強力な油圧ポンプの管を通って、打設箇所へと圧送されるがポンプの駆動音がけたましい。発生騒音は閑静な住宅地だと2~300mに及ぶ。こうも連チャンの残業続きだと御近隣さんも、「まあ、貴方が頭を下げにくると・・、どういう訳なのか・・・、ご苦労様と言っちまうが、なんとかならないものですかね」と、当然のことながら御機嫌は斜めです。
      ★
 騒音の軽減策でポンプ車一基を帰し、打設作業員の数を30人増員をした。新入社員の若造が「〇〇さんて、怒ると超怖いですね」だと・・。そ奴に向かって「あのなあーバカめが、人間ちゅうもんはなあー、喜怒哀楽がハッキリしてナンボなんだ」と八つ当たりです。さらに「俺の部屋にビールを持って来い」と怒り声で、指図をしたら何と1ケースも運んで来やがった。「俺はこれを全部飲んで、明日はお休みにするからな」と、当たり散らかしたら泣きそうな顔になった。それが伝わって明日の作業が定時に終わったら、さぞかし近隣さんも大助かりだろうに・・・。
 

鉄屑は再生されて何処かの現場に戻る・・・/

             [鉄屑回収車のアームの爪]
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 このところ連日のように新聞とかテレビで、火消し物見台の半鐘が何者かに盗まれたり、お寺や神社の銅版葺きの瓦とか、歩道のマンホールの真鋳の蓋、小公園とか遊園地の金属製の遊具などの盗難事件が、相次いで報道されているけれども、その原因は鉄屑の価格の高騰にあるらしい。
 バブル経済が弾けて以来この10年間は、建築現場で発生する[鉄筋・鉄骨]などの鉄屑の回収を、スクラップ業者に依頼しても、「忙しいから勘弁してください」とか「回収車の搬送料金を払ってくれるなら行きます」だったが・・・、今では業者の営業マンが手土産持参でお願いに来る。トン当たり云万円の引き取り値も示す。
 写真は回収車の巨大アームの先端の爪。スクラップヤードの鉄屑を一掴み1㌧も掴み取る。重量20トンの回収車のブームの先端についているが、スイッチをONすると強力な電気磁石となり、自由自在に散乱してしている屑を引き付ける。ブームを荷台に回して電気を切るとストンと落ちる。誰が考案発明したかは分からないが優れものだ。

お昼の外食は品目が多くて、栄養素のバランスを考えて・・・/


[・和風ハンバーグ・]
    (950円)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
○○病の治療中なので、食生活の改善とやらで、このところ毎日「弁当持参」だったが、今日の昼食は外食となった。自分の現場から騒音などの迷惑のかかる範囲内に、7~8軒のレストラン・お蕎麦屋さんとか、その他の食べ物屋さんがある。
 訪問順位で今日は『街の洋食屋・キッチン Oh Way 』 で、写真の和風ハンバーグを食べました。蕎麦液に似た和風のソース、添え出しの冷やしトマトに茹でたジャガと、サッと揚げた茄子とハーブのサラダ。パンプキンスープとライスが付いて、表記のお値段。別注で中鉢の野菜サラダと、ホット珈琲を加えて1500円。お店の若い御主人が「生コン車の路上駐車で、クレーム電話をと思ったが、わざわざお越し頂いたので
、文句無しといたします」と朗らかに笑ってた。(^〆^) ヤッタ!・・・嬉しい。

3/06/2007

徒然に思うこと・・・/


                               [侍・武士・侍]
〆                              (土方歳三)
 日野市の高幡不動尊の境内に、幕末の京都で縦横無尽に活躍した新撰組副長・土方歳三の凛々しい勇士の像が聳え立つ。銅像そのもは等身大との事なので、現代の日本人に比すと中肉中背というところだが、実に威風堂々としていて、この侍を敵にまわすと戦慄が走ったことだろう。
 現代の日本の社会は組織社会で、官庁役所も民間企業も、そこで働く者は上位下達の職務をグループ・チームでこなしていくが、ちょっと一昔前はどの企業にも「侍」と呼ばれる兵(つわもの)がいた。スタンドプレーと揶揄されても、なんでも自分で考え、迅速果敢に実行し、大きな手柄・成果をおさめてる。そんな企業内の「さむらい」が憧れの的だった。もう・・、随分昔から、一匹狼といわれ、必達仕掛人の道を歩んでる・・・/

3/05/2007

新宿駅でもダンボール持った人達が・・・/


[・・・癒し酒・・・]
☆☆☆★☆☆☆
  今日は番外編の余計な役目があったりで、珍しく定時で現場の仕事が終わっても、何となく空しく切ない気分だった。駅に向かう路地裏の赤提灯の店で、ビールと焼酎をあおった。実に苦くて不味い酒だった。よせば良いのに世の中の「どん底」を垣間見てしまったからだ。
 この世界で二番目に富める日本という国で、住む家もなく野宿をしている女性がいるなんて狂っている。テント前を往来する周りの人々とか、福祉の行政に携わる人達は、それに気づかなかったのだろうか。事務所の係員だって、杓子定規での弾き飛ばししか頭にないのだろうか?・・。ちょっと明日から斜めの目線で世の中を見てみよう・・・。

超高層ビルの片隅では挫折した人間が・・・/


[ミセスBEENの救援]
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
▽ 
 このブログを閲覧なさった焼津のDORAさんから、昨晩メールが入り「BEENさんの住民票がある所の福祉事務所で交渉したほうがよい」という適切なメッセージが寄せられた。区役所の窓口では係員が「一応、住民票台帳で調べたが、転出先不明の付箋が貼ってあって、どうたらこうたら・・・」と、一両日中の迅速な解決は無理だと判断した。要は新たな転出届けが必要だとのことだった。
 果てさてどうすれば良いのかと、公園のベンチで頭を抱えたが、ふと知り合いの都議会議員と区議会議員を動かそうと考えた。駆けつけてくれた見目麗しきT女性の区議さんが、取りあえず自宅でミセスBEENさんに、お風呂を提供してくださったり、着替えの衣服も用意をしてくださった。「後は私に全てを任せてください。2時に担当部所に行って、権利回復の手続きを行います」との事だった。
 綺麗さっぱりと身支度をした彼女は、ミセスBIJINへと華麗な変身ぶりだった。何度も何度も深々と頭を下げていた。区議先生曰く「もしも公共の施設の空きがなければ、暫くは私の自宅で同居人として、住民票の再登録をして差し上げましょう」と言ってくださったので、昨日から動き出した僕の役割はここまでとなった。あの野外テントと炊事用具と護身用(?)の出刃包丁は、横になっていた女の人に譲ったそうな・・・。

3/04/2007

電車の送電線と、丹沢の山並みと、美しい洛陽です・・・/


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  今日は終日「小さな畑」の土作りに専念した。
枯れ葉で作った手作りの腐葉土で、こんもりとした苗床が仕上がった。春分の日が過ぎた頃に、今年も定番のゴーヤーと、久々のナーベェーラーを植えよう。ヨッコラショと農作業を終えて、ふと西の空に目をやると、夕陽がとてもとっても綺麗だった。慌ててデジカメで一枚をショット。う~ん手ブレしたかなと思い、急いで三脚を取って帰すと日没となった。
 最近親しくなった隣の老夫婦が、「沖縄の洛陽はもっと綺麗ですよね~」と声をかけてくれた。ここでは太陽はビルの谷間に登り、山の彼方へと落ちて行くが、常夏の沖縄では、東の水平線から陽が登り、西の水平線へと燃えるように豪快に沈んで行く。しかし、何処の地で見ても夕陽はとても美しい。明日の日が良い一日でありますように・・・、今日の充実に感謝をしながら祈るのである。

なんで?・・、このボクに難題の相談事が//


[・テント小屋のミセスBEENさん・]
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昨日、昼食後の午睡から目覚めて、携帯電話の着信歴に目を通したら、ミセス・BEENさんら・・・「SOSです」・・・という短いメッセージが入っていた。昨年11月の中旬ごろだったか、池袋のサンシャイン60横公園のベンチで、「ちょっとお願いがあるのですが」と、頼まれごとされた初老の女性である。
 事情があって路上生活者になったが、朝夕の冷え込みで健康維持の為に、テントを購入したくて量販店のスポーツ売り場に行きたいのだが、フロントドアの前で警備員が入れてくれないと言う。皺くちゃになった千円札7枚を預り、近くの東急ハンズのスポーツ売り場で、3~4人用のキャンプ用テントを買い渡した。丈夫なテントを選んだので代金は1万2千円だった。足らない分はボクからのカンパにさせてもらった。真偽の程は詮索しないことにしたが、現役の頃は小学校の音楽の教師だったそうな。
 午後の3時のお休みに公園の片隅の住所を訪ねた。相談事としての話の内容は、年金手帳を示しながら「郵便局で年金を下ろそうと思ったら、係員に住所不明で年金の支給が給付止めになっている」という事で困っていると」の事。土曜日なので対応が不可だったが、明日にでも郵便局に同行をして解決策を面倒見しなければならない。何方様かこういうケースのスピーディーな処理方を知っていませんでしょうか・・・。どうせ法律を盾に七面倒な論争になりそうだ。

徒然に思うこと、都知事選挙あれこれ・・・/


「春休み」東山俊郎・作
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 春の暖かい陽気にそれとなく誘われて、近くの公園をプラリプラりと散策をした。公園の片隅に腰をかけている、胴の少女が「今日は温かいわね・・」と、語りかけてくれた。東京では見知らぬ者どうしの会話はない。一千万の無口な人間が個々に動いている。公園ですら「こんちわ~」と一声かけると、怪し気な人として睨まれてしまう。
 ある町会長さんが「会費を納める町会員だけで、活動には参画してくれない」と嘆いておられたが、この巨大都市で震災が直撃したらどうなるのだろう。次に開催されるアジアでのオリンピックは、福岡に譲ってあげればよかったのに・・、何処かの国の国家予算の1000倍もする財力で、国家的イベントの全てを独り占めにする。都民の安全確保と福祉政策はどうなっていくのだろうか!・・・//